2022年5月17日

本日のテーマは『オキシトシンでレジリエンスを高めよう!』でした。

原医師の説明で、オキシトシンの魅力を余すところなく学ぶことができただけではなく、何よりも二つのワークを通じてオキシトシンが分泌される感覚を味わうという「幸せな時間」を体感しました。

オキシトシンは「愛情ホルモン」「幸せホルモン」と言われるように、母子の絆を形成するために役立つホルモンだというのは、皆さんもお聞きになったことがあるかと思います。それだけではなく、抗不安・抗ストレス作用、抗加齢、学習意欲や記憶力の向上、摂食抑制、アルコール摂取抑制、肥満・メタボ改善にまで影響を及ぼすということを学びました。オキシトシンの効用は多岐に渡るのですから驚きです!

また、人やペットとのスキンシップ・交流、他者に親切にする、人を褒める等、日常生活におけるちょっとした行動でオキシトシンを分泌できることも知りました。私など、仕事に疲れるとおもわず「犬猫や赤ちゃんの動画」を観てはほっこりしていたのですが、今回、原医師の説明を受けて「なぁ~るほどね」と合点がいきました。オキシトシンを知らず知らずに求めていたのかもしれませんね。

「最近、他者に親切にしたことを思い出してみよう!」というワークは、その記憶を思い出すだけでオキシトシンが分泌される超簡単な方法でした。また、「相手を認めたり、褒めたりするストローク交換をしよう!」のワークも行いました。このワークでは、職場で上司と部下の関係にあるお二人が互いの長所を伝えあいました。その内容が、通り一遍の表面的なものではなく、互いを深く信頼し、認め合っているということがよくわかるものでした。お二人の誠実な人柄も伝わってきました。周りで聞いていた私たちは深く心動かされ、あたたかい気持ちになりました。これこそがまさに「幸せホルモンのオキシトシンかーーー!」と感じ入りました。

レジリエントの高い人の心理特性である「他者への信頼や寛大さ、自律性、社会的スキル、ネットワーク」を備えた、お二人のような方であれば、多少のストレスフルな状況も乗り越えているのだろうと垣間見れる瞬間でした。ご参加頂き本当にありがとうございました。

次回は『いらないビリーフは手放そう』というテーマで、8月16日(火)8時から開催します。皆様のご参加を心からお待ちしています。