こんばんは!
日本心理コミュニケーション協会の中野日出美です。
今宵もひと時の時間を共有できて幸せです。
8月も半ばを過ぎ、季節も移りかわろうとしています。
歳を重ねるにつれ、1年があっという間に終わるように感じるのは私だけでしょうか。
最近、感じるのは、昔の60歳と今の60歳は全く違うということ。
昔の60歳は引退して、老後に入り、旅行や温泉、老人会でパットゴルフなんかを楽しみながら余生を生きる感じ。
でも、今の60歳は違います。
それまでの仕事に一区切りつけ、新たなことを学び出したり、転職したり、もう一花咲かせようという意欲に満ちています。
しかし、中には、
何かにチャレンジしようともせず、ただ、ただ老け込んでいく人もいます。
もちろんそれが悪いことだとは思いません。
でも、もったいないんじゃないか。
と思うのです。
人生100年。
とは言いますが、みんながみんな100年生きるわけではないのですし、寿命と健康寿命は違います。
それでも、一般的な女性の健康寿命は78歳と言われています。
60歳からでも18年も普通に人生を謳歌できるわけです。
かつて現役をリタイアする年齢だった60歳からでも18年間も元気に生きられる時間が残っています。
その18年間をのんびりと健康に配慮しながら生きるというのも悪くはありませんが、
私はそれを推奨しません。
なぜかというと、
目標を持って生きている人と目標もなく生きている人では、
人生の充実度が全く違うからです。
それだけではありません。
顔つきも違います。
目の輝きや肌の張りが違います。
自分が人からどう見られるか、という視点を持っています。
目標を持ちながら生きている人は、歳をとっても社会の現役で、魅力的な人に見えます。
そんな風に歳をとりたいなと私は切望します。
逆に60歳を過ぎてどんどん老け込んでいく人には共通点がいくつもあります。
その1つは
「歳をとったら楽が1番」
「もう歳なんだから無理ができない」
というセリフです。
もちろん、楽なのは結構ですし、過度な無理は禁物です。
しかし、これらのセリフを最近よく言っている、心の中でつぶやいている、
という方は要注意です。
自分で自分が成長しなくて良い口実や免罪符を
歳のせいにしているからです。
こうなると、加速度的に老け込み、そして能力も落ちていきます。
歳をとった分だけ、もっとがんばるぞ。
歳をとった分だけ、若い人よりも知識や経験はある。
歳をとった分だけ身にかまい、人からどう見られるかという視点を持つぞ。
人生の持ち時間が少なくなった分、
さらに1年、1年を充実させて生きるぞ。
という意識を持ってほしいのです。
明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!
今後ともよろしくお願いいたします。