こんばんは!
日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。
今日も1日お疲れ様でした!
このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。
東京は梅雨も明け、夏真っ盛り。
ですが、みんなの心はどんより。
こんなパンデミック下では、
致し方ないこと……。
自粛生活に入り、
なかなか外出や会食するのが、
ためらわれる今日この頃ですが、
私の知人たちは大別すると
2つのタイプに分かれるようです。
1つは、今までどおりの生活ができず、
淋しさを感じているタイプ。
もう1つは、むしろこうなって
良かったと感じているタイプ。
はてさて、どちらが幸せなのか?
この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。
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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、
また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。
このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。
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■ 幸せのコツ
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◆◇そのイライラは誰のせい?
「もう、本当にうちの子どもには
イライラさせられます!」
「まったく今の若いもんはなっとらん!」
「あの人がもう少し、仕事ができたら、
こんなにイラつかなくて済むのに!」
なーんて、ついつい思ってしまいますよね。
私も以前は、
「はあ……息子がもう少し素直なら、
私ももっと優しい言葉をかけられるのに」
「親がちゃんと教えてくれなかったせいで、
こんな風に恥をかくんじゃないの!」
なーんて、自分のイライラを
子どもや親のせいにしていました。
でも、よく考えてみると、
自分の感情は、自分のものであり、
子どもや親が私をコントロールしている
わけではないのです。
誰にも、自分の心を束縛したり、
支配したりすることはできません。
たとえ、体や立場を拘束されたとしても、
自分の心をどう保つかは、
その人次第なのです。
だから、同じ状況、同じ体験をしていても、
その人によって、受け止め方が違うのです。
受け止め方が違うと、
気持ちも違います。
また、同じように受け止めていたとしても、
自分の気持ちをコントロールすることや、
その後の反応をコントロールすることは
できます。
だから、
「あの人のせいで、こんな気持ちになった」
「あの人が私をイライラさせる」
というのは、
みんな錯覚なのです。
つまり、
自分がそんな気持ちになることを
自分自身に許しているわけです。
もっと言えば、
そんな気持ちになって、
誰かを責めることで、
何かをごまかそうとしているかもしれません。
それは、自分の過ちかもしれないし、
自分の責任かもしれない、
自分の孤独かもしれないし、
自分の劣等感かもしれないし、
自分の自信のなさかもしれません。
自分の感情に責任を持たなくていいのは、
赤ん坊や子どもだけです。
大人になったら、
自分の感情の責任はすべて自分にあります。
よく、私が講座の中で言うのは、
「大人になったら、自分のご機嫌は
自分でとらなくてはいけない」
ということです。
また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、
『それは愛着障害のせいかもしれません』
(大和出版)
https://jpcs.or.jp/el/u/86fQ/93/
などもご参考にしていただけたらと思います。
(つづく)
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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!
今回のテーマは、
「人から受けて嬉しかった優しさ」」
■■片桐香織■■
私は、バレーボールのクラブチームに
所属しています。
そのチームメイトのAさんのことを
お話したいと思います。
彼女のポジションはアタッカーです。
私はセッターなので、私からのトスで
彼女はアタックを打ちます。
当然、良いトスでないと、アタックも
打ちずらいのはわかります。
でも、いつも、どんなトスでも、
いいよ、ナイスだよ。
私が、トスミスしても、平気だよ、
なんとかするよと言って、
私を責めたりしません。
今まで、いろいろなアタッカーの方が
いらっしゃいました。
ちゃんと上げて。と強く言うのはもちろん
高さの注文や、上げる場所や、
タイミングまで、自分の好みを言う
選手の方もいます。
言葉で表さないとしても、不満を態度で
感じる時もあります。
上手く出来ないと申し訳なく思い、
萎縮してしまい、私は次の動作が、
ぎこちなくなってしまったりしていました
そして最悪なことに、注文が多い選手には
トスをあげないという、逃げる行為に
陥ってしまうのです。
でも今は、Aさんの優しさで、
私はのびのびとプレイが出来ます。
今までは、失敗を恐れて、楽しくプレイが
出来なかったのです。
今は失敗しても次で取り返せると
思うようになったし、
自分を責めても良いことはないなと思うので
気持ちの切り替えが出来るようになりました。
Aさんは、私には自信を持てという
メッセージをいつもくれます。
試合の間ずっと私をほめ続けてくれて、
私も何本も、トスをAさんにあげることが
出来ました。
それは失敗しても大丈夫という
安心感からです。
Aさんの優しさは私を変えたのです。
その優しさを受け、いつもほんとうに
ありがとうと感謝の言葉がでます。
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■ 協会からのお知らせ
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◆◇勉強会のお誘い
当協会では、月に1回、
オンライン勉強会を開催しています。
どうぞご参加ください!
https://jpcs.or.jp/el/u/LHdc/93/
◆◇会員限定ビデオ動画のお知らせ
良好な人間関係のコツを学べる
ビデオ動画
「コミュニケーション劇場」
を7月から配信すると、さんざん、
このメルマガでもお伝えしてまいりました。
が、スタッフ一同、初めてのことで、
あたふたとしており、
申し訳ありませんが、配信を9月からに
延期させていただくこととなりました。
お待ちいただいていた、会員様に
心からお詫び申し上げます。
必ずや9月からは
観てるだけで、
コミュニケーションのコツが
学べる、
「コミュニケーション劇場」を
配信致します!
しばし、お待ちください!
本当にごめんなさい!!!
当協会は、このビデオ動画をはじめとし、
今後もさまざまな心理コミュニケーションの
ためのヒントを提供していきます。
どうぞこの機会にぜひとも、
当協会の会員になってください!
入会金3000円
年会費6000円
です。
入会はこちらからどうぞ!
https://jpcs.or.jp/el/u/F8Ym/93/
※7月末までに年会費を
収められていない方は、無料会員とさせて
いただきます。
メルマガは届きますが、
これから配信予定のビデオ動画などは
配信されませんのでご了承ください。
◆◇メルマガ配信不備のお詫び
一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。
心よりお詫び申し上げます。
届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。
https://jpcs.or.jp/el/u/cyD6/93/
◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。
(ただし
有料会員のみとさせていただきます)
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■ 編集後記
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公的にも、私的にも
自粛が求められる今、
「みんなと会えなくて淋しいなー」
「思うように外出できないし、
旅行もできないし、ストレスがたまるー」
と、以前の生活を求める人もいれば、
「いやー、会社にも行かなくていいし、
面倒くさい飲み会にも参加しなくていい。
この方がずーっと楽!」
とむしろ、人と会わないことや、
外にできなくて済むことを喜ぶ人もいます。
どちらが幸せなのか?……
あたりまえですが、一概には言えません。
でも、今の状況下では、
「巣ごもり」が好きな人の方が
幸せなのは確かですね。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか?
今はいいけれど、
いずれ元の生活に戻った時に、
「あー、また引きこもりたい」
と思ってしまわないでしょうか?
私たち人間は、社会的な生き物です。
人と交わり、悲喜こもごもを感じて
さまざまなことを学びます。
そして、そこで親密性を築いた時、
大きな満足感と喜びを得ると
されています。
もしも、コロナが少し落ち着いても、
以前とは別のコミュニケーション方法が
必要となるはずです。
それは決して、
人間関係を希薄にすることではなく、
ネットや電話などの媒体を上手に使って、
今まで以上に、どう親密性を築けるかを
模索することだと思うのです。
自分の内にこもらず、
家にいながらにして、
誰かとつながり、学び、気づき、
豊かな人間関係を作れること。
これが、今の私たちの
最大の課題かもしれません。
明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!
今後ともよろしくお願いいたします。