こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今日も1日お疲れ様でした!

このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。

先週末は、私が運営するスクールの
合宿セミナーでした。

今年は伊東温泉で、じきに協会から
配信されるビデオ劇場の試し撮りをしました。

それぞれが父親役、母親役、子ども役などに
扮し、役者さながらに演じている姿を
見ていると、

いやはや、みんな、只者ではないな……

これは、小劇団でも創設できそうかも。

などなど勝手に酔いしれてしまいました。

来年度には、会員さん向けに
月に1度、ビデオ劇場が配信される予定。

コミュニケーションのコツをちょっとずつ
お教えしていきます。

かなりオモロい、そしてレアな内容に
なる予定ですので、

ぜひ、楽しみにしていてください!

温泉につかり(ちなみに私は
大浴場が苦手なので、内風呂の温泉)、

美味しい物をいただき、

夜遅くまで、みんなで深い話をし、

とても親密な時間を過ごすことが
できました。

中でも特に、親密性を築けたのは……

この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ こんな人間関係で悩んでいませんか?
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◆◇成功する人ってどんな人?

私は20年に渡り、心理セラピストとして
数千人の方の心や人生に介入させていただく
機会がありました。

その中で、気づいたのは、

成功する人には共通点があるということ。

まあ、私は潜在意識を扱うセラピストなので、
まず絶対的に確かなのは……

成功する人はみんな一様に
潜在意識の使い方がとても上手。

成功している人たちは、
潜在意識の使い方を学び、
しっかりとそれを行動に移している
わけです。

もしくは、
知らず知らずのうちに潜在意識を上手に
使っています。

潜在意識の使い方以外ですと……

成功する人は
みんな多くの人に好かれています。

それもそのはず、

社会で成功するためには、

能力や知識、学歴なども
もちろん大切ですが、

けっきょくのところ、

出世させてくれるのも、

人を紹介してくれるのも、

チャンスをくれるのも、

みんな人間なのです。

人から好かれ、信用されている人は、
多くのチャンスを手にします。

また、ピンチの時に、
たくさんの人から助けてもらえます。

では、人から好かれる人とは、

いったいどんな人なのでしょう?

もちろん一概には言えませんが、

まず、人に対して思いやりのある人、

ユーモア性の高い人、よく笑う人、

自分の得だけで行動しない人、

裏表のない人……

などなどですかね。

ちなみに、私の好きな人のタイプは、

相手によけいな気を遣わせない優しさを
じつにさりげなく与えられる人です。

いくら自分では相手を思いやり、優しさを
示しているつもりでも、

相手がそれを重荷に感じたり、
申し訳なく思っていたら、

それは本当の優しさとは言えないと
私は思うのです。

また、相手に何をしてあげた後で、

何かしらの報酬や感謝、ほめ言葉などを
知らず知らずのうちに求めることもまた、

本当の優しさではないと思います。

相手が気づかないような、もしくは、

相手が恐縮せずに受け取れるような形で

そっと相手に差し出せる優しさを
出し惜しむことなく、与えることができる

そんな人を私は心から尊敬します。

ちなみに、私の親友はみんな

そんな人たちです。

そんな親友たちに恥ずかしくないような
人間になりたいと私はいつも思っています。

また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://jpcs.or.jp/el/u/VeHA/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは、

「人との交流の中での失敗談」

<その9>

■■菅原悠■■

6月に転職し、気持ちを新たに仕事を
しています。

わたしの会話でのポジションは聞き役に
回ることです。

わたしの会社の中でのポジションもそうです

相談を受けることは私にとって非常に
うれしいことでとても満たされた気持ちに
なります。

ところが一方でその相談を受けたことに対し
過剰にこの人の為に何とかしたいという
気持ちが働いてしまいます。

また周りに迷惑をかけてしまったと
感じた時も同様に反応してしまいます。

ある日、私の所属するチームの処理に
問題があり、他部署へ迷惑がかかった時の
事ですが、こんな失敗をしてしまいました。

その部署の方が私のところへやって来ました

以前も相談をしてくれた事のある方で、
今度はどんなことだろう?と考えてると、

どうやらかなり怒っているらしく、
何かをまくしたてるようにしゃべっている
のですが、

私はその人の怒っている顔、感情的な声の
感じばかりに気を取られ、
今目の前で怒ってるこの人はわたし個人に
問題があり、とても怒っているんだ、
大変だ何とかしなきゃという気持ちに
なりました。

冷静になれば部署の問題を指摘してくれて
いること、
困っているので何とかしてほしいという
相談であることもわかるのですが、

そんな余裕もない私の心臓はどきどきし、
呼吸は浅く、頭も真っ白になってしまいま
した。

上司に報告、相談することも忘れ、
自分一人でこの案件は何とかしようと
躍起になりました。

しかし私一人の力ではどうにもならず、

その方に事情を説明し、あとはひたすら
謝ることに徹しました。

ところが後から直属の上司より、
なぜ相談してくれなかったのか、
またチームとしての責任をなぜ君一人が
被るようなことをしたのかと
指摘を受けました。

わたしはそれまでお互い話し合い、
協力していくという事を知りませんでした

またこのような状況に弱く冷静な判断を
下すことをこれまでしてきませんでした。

何か問題が起きるのは自分に問題がある。

私に何か言われる原因がある、

だから自分で何とかしなくてはという
思いに駆られていました。

しかしこのことがあってから、
相談にのってくれる上司がいる、
私が間違っていたら指摘してくれる方が
いるという事がわかりました。

今後は一人で勝手な判断をせず、
何か問題が起きても話し合いで解決して
いくことが大切なんだとわかりました。

本当にまだまだ未熟な私ですが、
日々のこういう気づき、周りからの
働きかけを、

「いや、わたしはこうだから。だから
私一人で何とかしなきゃいけないんだ」

と突っ張らず、
しなやかに生きていきたいと思います。

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■ 協会からのお知らせ
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◆◇来年3月20日、小田原で
交流分析ベーシック講座を開催!!

コミュニケーション心理学とも言われる、

交流分析のベーシック講座を開催いたします。

講師は当協会の副理事の原久美子医師。

今回はなんと1日で交流分析の基礎が
学べちゃう、とてもお得な講座。

私も飛び入り参加する予定です!

人の悩みの90%は人間関係にあると
言われています。

なんだかいつも思ったように
伝わらない。

苦手な人とのつき合い方が
わからない。

職場の人間関係で悩んでいる。

子育てで困っている。

夫婦関係がギクシャクしている。

などなど……

そんな悩みのヒントになるのが、

交流分析という心理学です。

今回は、交流分析の基礎を
学び、職場や子育て、夫婦関係を
初めとする人間関係全般に対する
ヒントや……

わけのわからない生きづらさ、

自己肯定感の低さなどの理由などに

気づいていただこうと思っております。

※お申し込みはこちらからどうぞ!

https://jpcs.or.jp/ta_basic_odawara/

◆◇メルマガ配信不備のお詫び

一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。

心よりお詫び申し上げます。

届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。

https://jpcs.or.jp/el/u/PKGN/93/

◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。

(ただし
有料会員のみとさせていただきます)

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■ 編集後記
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年に1度の合宿セミナーで、

今年、特に親密性を築けたのは……

受講生のYちゃん。

私とYちゃんは、事前に帰りの踊り子号の
切符を購入しており、

共にホームで電車を待つこと数分。

いきなりYちゃんが叫びました。

「せんせー!

ホーム間違えてます!

向こう側のホームでしたあ!」と。

なんか電車来ないと思った……と

あわててスーツケース片手に
老体にムチ打ちながら、エスカレーターを
駆けおり……

あともう少しというところで

無情にも目の前で電車のドアが
シューと閉まりました。

しばらく、呆然自失となった
私たち2人。

なんてことでしょう。

もはや初老の域に入っている大人2人。

ホームを間違えて、
かねてから購入しておいた、特急券や
グリーン券をふいにしてしまいました。

思わず私たちは目を合わせ……

大笑いしてしまいました。

なんだかおかしくて

仕方なくなってしまったのです。

私が異常に空間認知能力が低く、
嘘くさいほどの方向音痴なのを知っている
Yちゃんは、申し訳なさそうに

泣き笑い状態。

それから、私たちは、
鈍行の満員電車にギュウギュウ詰めにされ、
新幹線に乗り換えて、東京に帰って来ました。

電車の中でも、思い出し笑いがつきません。

Yちゃんもまた、生粋の天然な人。

私は彼女の汗だくで、泣き笑いの顔を見て、

「ああ、私はこの人が先に死んだら、

今日の日を思い出して、

かなり泣くなあ……」

と心の中で思っていました。

もちろん、Yちゃんは、
私がYちゃんが死んだ時のことを
想像しているなどとは、

夢にも思っていなかったことでしょう。

おそらく、Yちゃんも私が先に死んだら、
2人で失敗した、あの日を思い出して

きっと大泣きすることでしょう。

こんな風に、思いもかけない、
ある失敗の出来事が、

一生の笑い話となることも
多々あります。

そして、苦い経験を共にした人が

自分の人生にとって

大切な存在になることも。

どうもありがとうございます!

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。