こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今日も1日お疲れ様でした!

このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。

あっという間に気づいてみれば、12月。

全国的に冷え込みがきつくなっています。

年をとるごとに1年が早く過ぎゆくように
感じられます。

あなたは年末、年始の予定、すでに
決まっていますか?

私は昨年、生まれて初めて
1人で年末年始を過ごしました。

初めは、1人だと淋しいのかな……

なーんて考えたりしましたが。

ところが、ところが、

淋しいどころか……

楽園。極楽。涅槃の域。

とーっても楽チンで、
すごーく楽しかったのです!

年末のお蕎麦をゆでる必要もなし、
元旦のお雑煮を作る必要もなし。

大掃除をしながら、本を読み、
映画を観て、寝たくなったら寝る。

朝も起きたくなければ寝る。

なんなのー!これってー!

だから、私、思ったのです。

世の中の1人暮らしの人たちって、
あまりにも楽チンで、幸せすぎるから、

あんまり、その喜びを語らないのだと。

だって、それを語ってしまったら、

世の中の多くの女性たちが

離婚したーい!

子ども、産みたくなーい!

などと、なるかもしれないから。

そうなると、年末年始に

家族のために、せっせと
お掃除したり、お料理したりしてくれる人が
いなくなります。

そうなると、日本中が殺伐としてしまう
可能性も……

そうなんです。

じつは、こんなお話をよくうかがいます……

この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ こんな人間関係で悩んでいませんか?
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◆◇嫌われる勇気って必要?

何年か前にこんなタイトルの本が
ベストセラーになっていましたね。

嫌われたくないから、ついつい人間関係で
臆病になってしまう。

嫌われたくないから、NOと言えない。

嫌われたくないから、誰にでもいい顔を
してしまう。

嫌われたくないから、いつも他人の気持ちを
優先してしまう。

などなど、嫌われたくない病にかかると

面倒なことがたくさんありそう。

かくいう私はといえば……

やっぱり嫌われたくはないですよね……

でも、誰からも好かれたいとは
思わないかもしれないです。

だから、私はけっこうストレートな
物言いをします。

とはいえ、人を傷つけるようなことは
言いませんが。

世の中には、いつも人の目を気にしながら
生きている人がいます。

こんなことしたら、どんな風に思われるか…

こんなこと言ったら、どんな人間だと
思われるかしら……

もちろん、相手の気持ちや立場を
思いやりながら、交流することは

大人としてあたりまえのマナーです。

しかし、過剰に人の評価を気にしていると、

本当の自分らしさや感情、ニーズが
わからなくなってしまうかもしれません。

幸せや成功さえも、自分の物差しではなく、

誰か他の人の物差しで測るようになるかも
しれません。

そうなると、いつも他人と自分を比べ、
自分は相手よりも優位だろうか、

どうすれば、あの人よりも
自分の方がすばらしいと認めさせられるか、

ばかり考え、相手の成功や幸せも
素直に喜べなくなるかもしれません。

こんなアホらしいことがあるでしょうか?

幸せは、何かと比べたり、測ったり、
与えてもらったりするものではなくて、

感じるものです。

人よりも上でなければ幸せを感じられない
ならば……

いつも誰かを自分の下に置いておく
必要があります。

そんなバカらしいことやめましょう。

人は無責任にいろいろなことを
言うものです。

しかし、あなたが本当に困った時、

無責任にいろいろなことを言う人たちは、

多くの場合、あなたを助けてはくれません。

そんな人たちの評価を気にする必要は
ありません。

あなたへの評価を気にする必要がある人が
いるならば……

それは、日ごろ、
誰もあなたに言ってくれないような

あなたにとっておそらく本当だけど、
耳が痛いことを言ってくれる人。

たとえば、それは親かもしれないし、
親友かもしれません。

そんな人たちの言葉を素直に受け入れる
心さえ、ちゃんと持っていれば、

他の人たちの無責任な評価など
気にする必要はないのです。

また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://jpcs.or.jp/el/u/bVPS/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは、

「人との交流の中での失敗談」

<その10>

■■速水恒子■■

人とのコミュニケーションの中で、

『あれ?何か???』

ってちょっと楽しくない感情がむくむく
膨れ上がり何か釈然としない思いが
残ることもありますよね。

私はちょっと悩みを抱えている人のお話を
聴く機会も多いです。

たいていは、

「聴いてくれてありがとう」

「話してすっきりした~」、

「またおしゃべりしましょうね」

などと言われて、私も良かったと思うこと
がほとんどです。

しかし

「こんな話はあなたにしかわかってもらえない」

という言葉に延々と話を聴き、
その人の気持ちを共有したつもりでも、
なかなか良いコミュニケーションが
とれないことがあります。

これは、実はいつも問題を抱え被害者に
なってしまうことで周囲の注目を集める人は

自分に自己嫌悪の感情を持っていることも
あります。

理論的な人や責任感の強い人に悩みを
相談して、

悩みをバッサリ切られ問題を解決されたら
困るし、

救済者タイプの人がたくさん話を聴いて
くれるために救済者に助けを求めますが、

良いコミュニケーションがとれないために
応援するはずの救済者もやがてイライラし
て迫害者に変身させてしまうことがあります

そして、迫害されたときに

「やはり私はダメな人」という最確認を
しているのです。

救援者であったはずの私もなぜか迫害者に
なってしまったので混乱しました。

でも、

「実はこの間こんなことがあってね。
いやな気持ちが残るんだ」

なんて気軽に相談ができる仲間がいること

「それって完全にいやなゲームに巻き込ま
れてるよ」

「え~気がつかなかった~。そっか~、
次回は冷静になってみよう」

なんて気がつくことができます。

百聞は一見にしかず。

本の中での勉強だけでなくみんなで
話をしながら学んでいけることが
成長につながるのだと思っています。

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■ 協会からのお知らせ
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◆◇来年3月20日、小田原で
交流分析ベーシック講座を開催!!

コミュニケーション心理学とも言われる、

交流分析のベーシック講座を開催いたします。

講師は当協会の副理事の原久美子医師。

今回はなんと1日で交流分析の基礎が
学べちゃう、とてもお得な講座。

私も飛び入り参加する予定です!

人の悩みの90%は人間関係にあると
言われています。

なんだかいつも思ったように
伝わらない。

苦手な人とのつき合い方が
わからない。

職場の人間関係で悩んでいる。

子育てで困っている。

夫婦関係がギクシャクしている。

などなど……

そんな悩みのヒントになるのが、

交流分析という心理学です。

今回は、交流分析の基礎を
学び、職場や子育て、夫婦関係を
初めとする人間関係全般に対する
ヒントや……

わけのわからない生きづらさ、

自己肯定感の低さなどの理由などに

気づいていただこうと思っております。

※お申し込みはこちらからどうぞ!

https://jpcs.or.jp/el/u/Ypvp/93/

◆◇メルマガ配信不備のお詫び

一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。

心よりお詫び申し上げます。

届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。

https://jpcs.or.jp/el/u/H8NM/93/

◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。

(ただし
有料会員のみとさせていただきます)

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■ 編集後記
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年末年始になると、よく聞くお話があります。

私が、

「もうすぐお正月ですね。楽しみですね」

と話しかけると……

「ああ、お正月ですねえ……

でも、楽しみでもないですよ

毎年、お正月は主人の実家に行かなきゃ
ならないし……

行ったら、行ったで、黙って座ってるわけに
いかないしねえ……」

「もう、年末年始なんて、面倒なだけですよ。

大掃除したり、買い物したり、お客様を
迎えたり、おせちを作ったり………

考えただけで憂うつです」

なーんて、おっしゃる方が

とても多くいます。

もちろん、そして、

こんなことをおっしゃるのはみんな女性。

男性はといえば……

「ああ、そうですねえ。

正月くらいは昼間っから酒飲んで
寝正月を決め込みたいですよねー」

なんておっしゃる。

いったい、なんでいまだに
年末も年始も女性の方が働かなければ
ならないのでしょうね?

昔は男性は外で働き、女性は家を守る。

だから、せめてお正月くらいは
女性もお料理をしなくて済むように

おせち料理を作ったそうです。

しかし、そもそも

おせち料理を作るのが、面倒だっちゅうの!

お雑煮まで作りおきしておけるわけじゃなし。

そのうえ、なんだか知らないけど、

夫の実家に挨拶に行くのが
常識みたいなことになってて、

あれやこれやとお手伝いさんのように
気を遣わねばならなくて。

一緒に行った夫はといえば、

コタツでビールなんか飲みながら、

「おーい!○○子、枝豆持って来てー」

なーんて、お姑さんの前で、
ふくれるわけにもいかない妻に甘えたりして。

これじゃあ、女性が年末年始を
楽しみにできない理由もさもありなん。

今や、女性も社会に出て
男性同様、働いています。

もしも、お勤めには出ていない専業主婦だと
しても……

年中無休で家事、育児に
てんてこまいしているのです。

せめて、年末年始くらい、

ホっとしたいものです。

それなのに、ちっともわかってくれない
夫や子どもがいたら……

「よーし!

いつか夫が年老いて、寝たきりになる頃、

おいとま、いただこうっと!」

なんて、ひっそり考える妻がいたって、

ちっとも不思議はありませんよね。

さあて、今、

「はあー、また年末年始がやって来るわ…」

と憂うつになっている、あなた!

このメルマガをご主人の前に

そっと差し出してくださいな。

どうもありがとうございます!

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。