こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今日も1日お疲れ様でした!

このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。

いよいよ今年も残すところ、あとわずか。

今年は元号が令和へと変わり、
日本は歴史上、
大きな節目を迎える年となりました。

私はといえば、今年もまた
ざっと120日以上、セミナーを開催しました。

1年のうちの3分の1の日は壇上しているとは、
ちょっとクレイジーだし、

業務上、効率が悪いことは歴然。

少し、働き方改革を考えねばならないと
思っているところです。

それはそうと、もうすぐクリスマスですね。

あなたはどんなクリスマスを
過ごす予定ですか?

うちは子ども達が小さかった頃は、
手作りケーキと手料理で
家族だけの小さなパーティーをして、

真夜中、子どもが寝入ったころ、
そろり、そろりとドキドキしながら、
枕元にプレゼントを届けていました。

今、思えば、それらも楽しい思い出です。

クリスマスの朝、いつもよりずっと早く
目を覚ました息子は……

「ああああー!
サンタさんが来たー!
おおおおー!」

と雄たけびを上げていました。

サンタさんと言えば思い出すのが……

この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ こんな人間関係で悩んでいませんか?
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◆◇イライラ、落ち込み

イライラしたり、がっくりと落ち込んだり
することって誰でもありますよね?

怒りや悲しみ、不安という感情は、
ネガティブなものではありますが、

それが正当な感情であれば、
危険を回避したり、悲しみを克服したり、
自分を守ったりするのに役立ちます。

しかし、正当な感情でなければ、

ただ、ただ、生産性のない感情となります。

それどころか、他者との関係に亀裂を
生じさせたり、信頼を失ったりすることも
多々あります。

でも、どれが正当な感情で、
どれが正当ではない感情なのか、

わかりにくいですよね。

それは世間の一般常識に照らしてみても
いいかもしれません。

自分の大切な存在が亡くなった時に、
感じる悲しみは、どうみても正当な感情です。

人生で最も悲しむべき時と言えます。

こんな時は、どっぷりと悲しみにつかり、
思いっきり泣いたり、誰かに慰めて
もらいたいところです。

しかし、自分が失敗したり、
期待していたような物が手に入らなかった、
相手が期待どおりの反応をしてくれなかった。

そんな時の落ち込みや悲しみに

どっぷりとつかって、
いつまでもクヨクヨと悩んだり、
弱っていても仕方ありません。

そりゃあ、落ち込む時もあります。

そんな時は、反省して、何かに気づき、
そして次回からどうするかを決めたら、

あとは、できるだけ自分の感情を
はやく切り換える方法を見つけてください。

私はいつも講座で、

「大人になったら、
自分の機嫌は自分でとるべき」

と言っています。

人間なので、誰でもイライラしたり、
落ち込んだりすることもあるでしょう。

でも、それを人前で当たり前の権利のように
さらけ出すのは、子どものすることです。

「あなたのせいでイライラさせられてる」

「私はこんなに弱っているのよ」

というような、ワガママをただ、ただ
人に押しつけているのにすぎません。

つまり、イライラすることや、
落ち込んでみせることで、

他者に自分の感情の責任を取らせようと
しているわけです。

これは正当な感情ではありません。

大人は、イライラしたり、落ち込んでいても、

他者と一緒の時には、それを見せず、
相手に嫌な思いをさせないような
配慮をします。

また、親密な関係の人には、
本当の気持ちを素直に打ち明けて、
元気になるお手伝いを頼んでもいいかもしれません。

でも、けっして、ただイライラを見せたり、
落ち込んだ姿を見せたりすることは
大人とは言えないのです。

また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://jpcs.or.jp/el/u/cK76/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは、

「私にとっての親子関係」

<その2>

■■片桐香織■■

私の両親はもうすでに他界しております。

ふたりとも80代で亡くなりました。

父が亡くなった時には、
本当に今までありがとうと思いました。

感謝の気持ちでした。

でも、母が亡くなったと聞いた時に、
ああ、もう甘える人がこの世から
いなくなってしまったと思ったのです。

自分でも驚いたのを覚えています。

その時は、私はもういい歳なのに、
おかしいと思いました。

あとから、はじめてインナーチャイルドだ

子供の自分だ。

母を亡くしてはじめて顔をのぞかせたな。

心から甘えられるのは、母しかいないんだ

と気づいたのです。

本当はもっと甘えたかったのです。

母は家の中をいつもきちんと整理整頓して
気持ち良い住環境を与えてくれていました

身なりも良くきちんとした佇まいの人でした

そして、母は父を心から尊敬して、
わたしたち子供に、いつもどのように
父が素晴らしいのかを語る人でした。

母は父があっての私たちだったのです。

私はとても聞き分けが良く、小さい時、
ひとりで留守番もできたと母が
言っていました。

兄はついていきたがって、弟は小さいので
連れて行ってと、
何かあった時は助かったのよ。
さすがに3人は大変だったからと…。

そうなんだ。知らなかった。

私は聞き分けが良い良い子だったのね。

でも、やっぱり、寂しかったんじゃないの?
無理していたんでしょう、

と思いました。

自分が子供を持ってわかります。
私は子供に甘いなあと思います。

何かあっても、まぁいいかなんて
思ってしまいます。

良く言えばおおよう、
悪く言えばいい加減?

自分の子供に厳しく出来ないのは、
わたしのインナーチャイルドからだったの
でしょうか。

きっとそうなのかなと、
母を亡くして今感じています。

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■ 協会からのお知らせ
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◆◇来年3月20日、小田原で
交流分析ベーシック講座を開催!!

コミュニケーション心理学とも言われる、

交流分析のベーシック講座を開催いたします。

講師は当協会の副理事の原久美子医師。

今回はなんと1日で交流分析の基礎が
学べちゃう、とてもお得な講座。

私も飛び入り参加する予定です!

人の悩みの90%は人間関係にあると
言われています。

なんだかいつも思ったように
伝わらない。

苦手な人とのつき合い方が
わからない。

職場の人間関係で悩んでいる。

子育てで困っている。

夫婦関係がギクシャクしている。

などなど……

そんな悩みのヒントになるのが、

交流分析という心理学です。

今回は、交流分析の基礎を
学び、職場や子育て、夫婦関係を
初めとする人間関係全般に対する
ヒントや……

わけのわからない生きづらさ、

自己肯定感の低さなどの理由などに

気づいていただこうと思っております。

※お申し込みはこちらからどうぞ!

https://jpcs.or.jp/el/u/Divh/93/

◆◇メルマガ配信不備のお詫び

一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。

心よりお詫び申し上げます。

届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。

https://jpcs.or.jp/el/u/DsW4/93/

◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。

(ただし
有料会員のみとさせていただきます)

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■ 編集後記
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クリスマスが近くなると思い出すのが……

娘と息子がまだとても小さかった頃。

お昼寝をしていた息子を見た娘が、

何やらいたずらを仕掛けようと
企んでいました。

娘はまだ覚えたての字で、

サンタさんを装った手紙を弟の枕元に
起きました。

「りようくん、きんた(サンタ)さんだよ

まいこ(よいこ)にしていたら、

プウレゼントお(プレゼントを)あげるね」

これじゃあ、何が何だかわからんだろな。

と思っていましたが、

娘は、「りょうくん、びっくりするね」

と、ワクワクした顔でいますので、

どちらもガッカリしなければいいんだが……

と心配しながらも息子が目覚めるのを
待ちました。

しばらくして、隣の部屋でお昼寝から
目覚めた息子の気配が。

じいーとお手紙を食い入るように
見つめた後、息子は……

「うわあああああ!

サンタさんだあああ!

お手紙が来たあああー!」

息子もまた覚えたての字を
ようやくの思いで読み、

「よい子にしてたら、
プレゼントくれるってさああああ!」

よくあの手紙の意味を読み取れたなあーと
驚いていたら……

「でも、子どものサンタさんだから、
ちゃんと来られるかな……」

と不安そうな顔。

なるほど、息子はお手紙の字体から、
子どものサンタさんだと思った様子。

娘はクスクス笑っていました。

子どもってすごいなーと感じた1日でした。

どうもありがとうございます!

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。