2020年5月17日

5月17日(日)の10:00~12:00の2時間、第2回の勉強会をオンラインで開催いたしました。

自粛も長引き、だんだんと今までと違う生活のスタイルにシフトしているのでしょうか? コロナがなかったら、オンライン勉強会は考えなかったと思います。
しかし、それぞれの住まいから、パソコン越しに、「こんにちは!」というのも悪くないですね。自宅にいるので、素の自分でいられる安心感があるかもしれません。皆さん、なじみのマグカップを片手にお茶を用意しながら、寛いでいる感じでした。

今回は、人間関係を良くするための「ストローク」という理論とワークをしました。ストロークは大きく二分すると肯定的ストロークと否定的ストロークがあります。ストロークの質は人間関係に大きく左右します。

まず、参加の皆さんに、「最近、何か印象に残った出来事や、心が動いたやりとりがありましたか?」と問いかけ、それぞれにお話してもらいました。

参加者のひとりが、仕事中、先輩に上手く対応できずに誤解を生んでしまったという経験を話してくれました。その先輩が明らかに不快な様子をあらわにしていたので、何も言えなくなってしまったとのことでした。その先輩とは、親しくなく、どんな人なのかよくわからないとのことです。普段からやりとりがないために、より自分を受け入れてもらうことを難しく感じたようでした。
そこで、ではどうすれば上手にやりとりができたのか、を皆で話しあいました。
やはり、相手を理解し、自分も理解してもらうためには、普段から相手と温かなやりとりを積み重ねる努力が必要ですね。

相手を褒める、励ますといった肯定的ストロークを日常で心がけている人は、概ね家族や同僚と良好な関係を築いているようでした。
どうすれば、良い交流ができるのか、肯定的ストロークがいかに人生を豊かにしてくれるのかを、ワークをしながら学んだ2時間でした。

6月は、個々人が感じたり、考えたり、行動したりするときのもとになる心の状態「自我状態」を中心に学びます。

皆さまのご参加、心よりお待ちしています!