2021年5月18日

今年もコロナ禍による緊急事態宣言延長によりゴールデンウイーク中も自粛が続き、自由な活動が制限され、ままならない日常にストレスをこれまで以上に抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな中、当協会ではストレス対処スキルを磨くセミナーの第1回目を5/18に開催しました。今回の参加者は講師を含む18名で、医療従事者、会社員など様々な立場の方にお集まりいただきました。

まず始めに、ストレスとセットで語られるレジリエンスについて学びました。心理学で語られるレジリエンスとは「逆境や困難から立ち直る力、ストレスに対処する力」であるといわれています。そこからレジリエンスの高い人とは具体的にどういう人なのかというモデル像と、レジリエンスを高める10の方法について学んでいきました。その上で今回の学びのポイントとなるオキシトシンについて理解を深めました。オキシトシンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、ストレスを抑制する働きがあります。そのオキシトシンを増やす方法について2~3人のグループに分かれワークを行いました。オキシトシンを増やす方法の一つに「他人に親切にすること」があるため、最近自分が行った親切について皆さんに語っていただきました。普段の自分を振り返る、いいきっかけになったのではないかと思います。

最後は講師の指示に従いリラクゼーション体験を約15分間行い、疲れた頭と体を癒していきました。ストレスを自分自身で癒しコントロールすることも学び、内容盛りだくさんの第1回セミナーとなりました。

掲載の許可をいただきましたので、いくつか参加者のお声を紹介いたします。

東京都Yさん
東京都Yさん
他人に親切にした事や良い事をした事を思い出して、ブレイクアウトルームで実際にそれを褒めあう事楽しく話が出来てオキシトシンが湧いたのか気分が良くなりその後の誘導瞑想と暗示でさらにストレスを発散して良い暗示も心地良く知識と実践が一緒になっていたので体験的に学ぶ事が出来て楽しかったです
原先生は、とても穏やかな口調でいらっしゃり、講義の内容も理解しやすく、気持ち良く最後まで受講することができました。医学的な講義も大好きですので、興味深く、腑に落ちました。すぐに生活に取り入れられることが有難いです。瞑想への導きも心地よく、大変リラックスできました。
東京都Uさん
東京都Uさん
千葉県Sさん
千葉県Sさん
仲間と信頼関係を築くこと、友人と親しくすること、人にする親切がなぜこんなにも心地よいのか、科学的な観点で知れたのは新たな発見でした。このようにさまざまな角度から人生を知ることで人生がより豊かになると思いました。
レジリエントな人の説明では全然当てはまらない自分に凹みました…ㅠ オキシトシンを増やす為にやると良い事は意外に身近な事で自分も常に心がけている事だと言う事に気づきました。相手の立場に立ったストロークが大切だと言うことも改めて心に染み渡り、とても有意義な時間でした。副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンの長い名前にはまってしまいました^^
東京都Nさん
東京都Nさん
埼玉県Fさん
埼玉県Fさん
心身に関連したホルモンは私達人間に、利益を与える物質、または過剰に分泌されると悪影響を与えてしまうなど、今後他のホルモンに関しても、同様なセミナーをして頂くことで、体とホルモンの仕組みを理解して、実行していきたいという気持ちが更に高まると思いました。

次回開催は8/17(火)20時からです。この回からでもご参加できます。
詳しくは「レジリエンスセミナーページ」をご覧ください。
皆さまのご参加を楽しみにしています!