こんばんは!
日本心理コミュニケーション協会の中野日出美です。
今宵もひと時の時間を共有できて幸せです。
すっかり秋の気配。
私はもっぱら食欲の秋を満喫しております。
食べながら働いています。
以前からこの場でもお話していたように、
今年の12月に心療内科クリニックのオープンを予定しています。
今はその準備で大わらわ。
毎晩夜中まで、各担当との打ち合わせや、内装の素材選び、ロゴのデザイン、HPの内容、
あれやこれやとやることが山ほどあり、いささかつかれ気味。
また、新しいことをやろうとすると、何かにつけ、
問題も勃発するもので、その対応にも追われています。
そんな怒涛の中ではありますが、
オープンへの期待を胸に頑張っております。
まあ、私の近況報告はこれくらいにして、
今日は
「共感ってなに?」
ということについて考えてみたいと思います。
「共感」というと、一見、相手に対して思いやる優しい気持ち。
という感じがしますね。
しかし、もしかすると、これは「共感」ではなくて
シンパシーというものかもしれません。
シンパシーとは、「同感」です。
つまり、相手の気持ちに共鳴して、自分のことのように感じること。
相手の感情に同調することです。
それに対して、エンパシーというものがあります。
エンパシーとは、相手の立場になって、感情や思考、行動などを感じるということ。
つまり、こちらが「共感」です。
エンパシーが共感ならば、シンパシーは同情でしょうか。
そして、プロのカウンセラーや心理セラピストに必要な能力は、
当然、エンパシー、「共感」です。
自分だったらどうだろう?と考えるのではなく、
目の前のその人の目で見て、その人の耳で聞き、その人の心で感じる力です。
むずかしいですが、これこそがプロとして絶対的に必要な能力なのです。