あけましておめでとうございます!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今日も1日お疲れ様でした!

このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。

あなたはこの年の幕開けをどこで、誰と、
どのようにお過ごしでしょうか?

実家でご両親やご兄弟と?

ご主人やお子さん達と?

どちらにせよ、あなたにとって年の始まりが
幸せで、温かなものであれば良いなと
思います。

私は、愛猫コトラと共に
まったりと静かなお正月を……
迎えるはずが……

けっきょく、大掃除やら、事務仕事やら、
メールのやりとりやら……

またしてもバタバタとしたお正月に
なってしまいました。

でも、私らしいと言えば私らしいか。

さて、あなたの今年の目標は何ですか?

子ども達がまだうちにいた頃、

元旦には、この質問を必ずしていました。

「ゲームで○○のステージまでクリア!」

「クロールで100m!」

「学年でトップになる!」

「○○高校に合格!」

などなど、それぞれ自分の目標を
掲げていました。

思えば、これらの目標、
すべて、達成できていたようです。

1年の初めに、あえて
自分のなりたい姿を口に出して言うことで

目標を顕在化し、自分で自分に
暗示をかけていたのだと思います。

元旦だけではなく、

子ども達には事あるごとに

「大人になったら、どんな仕事をして、
お金を稼いで、ご飯を食べる?」

と質問して来ました。

幼稚園くらいの時は、

「お姫さま!」

「馬!」

「仮面ライダー!」

「外国人!」

「せみ!」

と、浮世離れしたものでしたが、

だんだんと

「コックさん!」

「ケーキ屋さん!」

「お花屋さん!」

「漫画家!」

と現実に沿ったものになって来ました。

そして、小学校の高学年くらいになると、

「医者」

「獣医」

と言うようになってきました。

まあ、子どもって、
よく、「お医者さんになりたい」とか

「獣医さんになりたい」とか

言いますから、

「へえー。それはいいね」

と受け流して来ました。

ところが……

この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ こんな人間関係で悩んでいませんか?
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◆◇どんな人と親しくなりたいか?

1度会っただけなのに、

「また会いたいな」と

思ってしまう人もいれば、

「できればもう会いたくないな」と

思ってしまう人もいます。

当然、「また会いたいな」と思った人とは、

なんとかして会えるようにしますし、
会える機会があれば、喜んで会います。。

「できれば会いたくないな」と思った人とは、

なんとかして会わなくて済むようにしますし、
会える機会があったとしても、

お腹が痛くなったり、家族が病気になったりして、
会えない確率が高いです(はははは)

たくさんの人に「会いたい」と
思ってもらえたら、

それだけ、人生のチャンスが増えます。

でも、どうしたら、

「また会いたい」と思ってもらえる人に
なれるのでしょう?

私が「また会いたいな」と思える人は、

よく笑う人。

こちらを楽しませようとしてくれる人。

この2点です。

まず、こちらが相手を楽しませたいと

思って、何か笑わせるようなことを言っても、

反応が鈍いと、楽しくありません。

また、一緒に時を過ごしているのに、

相手を楽しませようとしない人との時間は
苦痛です。

自分の話ばかりする。

楽しいんだか、楽しくないんだかわからない。

一緒にいるのに、積極的に楽しもうとしない。

相手を楽しませようとしない。

こんな人とはプライベートの大切な時間を
共有したいとは思いません。

一緒に仕事をしたいとも思いません。

つまり、大人として
他者と一緒に過ごす時間のマナーを
知っている人。

そんな人が、

私が「また会いたいな」と思える人です。

また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://jpcs.or.jp/el/u/YDej/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは、

「私にとっての親子関係」

<その4>

■■三井田睦美■■

私は若い頃から
父との関係性に悩んできました。

お互いに不満を溜め込んでは爆発しての
喧嘩を繰り返していたけれど、今では
とても穏やかな関係になっています。

一方で、母とは周りから仲良し親子と
言われていて、自分でもそんなに問題は
ないと思っていたのです。

ところが、実は母との関係性にも大きな
問題があるのだと気付きました。

母と私の性格は、不安感が強く
ネガティブなところがよく似ています。

そんな私たちは、
一度気まずい思いをすると後々まで
尾を引くのです。

ある日、認知機能に問題が出てきた父の
見舞いに行った母が、私が帰宅するなり、

話しが噛み合わなくて大変だったことを
細かく話しだしました。

その日は私も疲れていて、母の話しを
聞くのがしんどくなり

「それで結局どうだったの?」

と結論を急いでしまったのです。そうしたら

「もういいよ…何でもない。
疲れているのにごめんね。」と

しょんぼりして涙目になってしまいました

結局その夜は寝るまで会話もありません。

せっかく交流分析を学んでいるのに、
私が話しの腰を折って会話が断ち切れた
ために、その後の交流がなくなったのです

そこで、翌日から帰宅後はまず母に
気のすむまで話してもらい、
相づちを入れながら

「今日も大変だったねー、ありがとうね」

と感謝を伝えて会話が弾むように
心掛けました。

しばらく続けていたら、数日前に
私の背中をそっとさすりながら

「色々話しを聞いてくれて楽になったよ。
お父さんのために二人で頑張っていこう」

と言ってくれたのです。

交流分析を学んでいなかったら、
もっと長く後味の悪い思いを
引きずっていたと思います。

ネガティブな似た者親子の私たちには、
交流分析での学びが必要だと実感しています。

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■ 協会からのお知らせ
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◆◇来年3月20日、小田原で
交流分析ベーシック講座を開催!!

コミュニケーション心理学とも言われる、

交流分析のベーシック講座を開催いたします。

講師は当協会の副理事の原久美子医師。

今回はなんと1日で交流分析の基礎が
学べちゃう、とてもお得な講座。

私も飛び入り参加する予定です!

人の悩みの90%は人間関係にあると
言われています。

なんだかいつも思ったように
伝わらない。

苦手な人とのつき合い方が
わからない。

職場の人間関係で悩んでいる。

子育てで困っている。

夫婦関係がギクシャクしている。

などなど……

そんな悩みのヒントになるのが、

交流分析という心理学です。

今回は、交流分析の基礎を
学び、職場や子育て、夫婦関係を
初めとする人間関係全般に対する
ヒントや……

わけのわからない生きづらさ、

自己肯定感の低さなどの理由などに

気づいていただこうと思っております。

※お申し込みはこちらからどうぞ!

https://jpcs.or.jp/el/u/QDnM/93/

◆◇メルマガ配信不備のお詫び

一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。

心よりお詫び申し上げます。

届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。

https://jpcs.or.jp/el/u/tWUY/93/

◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。

(ただし
有料会員のみとさせていただきます)

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■ 編集後記
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娘と息子に、事あるごとに

「大人になったら、どんな仕事について、
お金を稼ぐ人になるの?」

と質問し続けた結果、

ある時から、

「医者」

「獣医」

と言い出すように。

それまでは、将来の夢の職業が

コロコロと変わっていたので、

「ああ、それはいいね」

と、いつも通り受け流していた私。

ところが、

2人のこの目標、

何年経っても変わりません。

さすがに、高校生くらいになると、

「本当に医者になるの?」

「本気で獣医になるつもり?」

とこちらから真剣に聞くようになりました。

「え?前から言っているでしょ」

と、子ども達はいたって平常心で答えます。

医師になるのも、獣医師になるのも、

とても大変です。

まず、それぞれがとても高い倍率ですし、
私立に行くことになったら、

とても高い授業料を払わねばなりません。

だんだん、親としては不安になって来ました。

しかし、けっきょく、2人の目標は
その後も変わることはありませんでした。

それぞれが浪人生活を経て、
じょじょに疲弊してきたころには、

「目標を変えたっていいじゃないか」

と親としてはひっそり思っていました。

しかし、やはり2人とも目標を変えることは
ありませんでした。

そして、現在、

娘は医師に。

息子は獣医師になっています。

けっして平坦な道のりではなかったはずです。

何度も泣いたはずです。

それでも、子ども時代からの目標を
達成できた理由は、

あきらめなかったから。

これに尽きると思います。

夢や希望を持つ人は、
それを生きがいにして、

まさに活き活きと生きます。

私も子ども達を見習って、
夢をあきらめない人生を全うしていこうと
思っています!

あなたや、あなたの大切な存在の夢や目標が
きっと叶いますように。

そして、その夢に近づく1歩が、
今年という1年でありますように!

今年もどうぞよろしくお願い致します!

どうもありがとうございます!

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。