こんばんは!
日本心理コミュニケーション協会の中野日出美です。
今宵もひと時の時間を共有できて幸せです。
早いもので、今年も残すところ、あと3週間余り。
あなたにとって今年は満足のいく1年でしたか?
それとも、後悔のある1年だったでしょうか?
まあ、一言では言えないかもしれないですね。
満足できる部分は○○。
後悔している部分は△△。
そんな風にちゃんと整理できたら、素晴らしいなと思います。
私にとっての今年は、まあまあの1年と言えるでしょうか。
来年1月4日に開院する「赤坂心療内科クリニック」の準備で大わらわしましたが、
そこで働く心理セラピストも決まりましたし、
まずまず順調です。
しかし、まだまだ心理セラピストに高度な技術を教える必要があります。
また、心理セラピストももっと養成しなければなりません。
日本心理コミュニケーション協会の方はいろいろありましたが、
理事たちが奮闘してくれたなと感謝しかありません。
しかし、こちらもまた子どもや動物たちの心や人生を
守るために一緒に働いてくれる運営委員を集めていく必要があります。
つまり、どちらもなかなか頑張りましたが、まだまだ足りないなあ、という感じですかね。
クリニックにしても、協会にしてももっと人が必要だというわけです。
この1年を通して私が感じたのは、
仕事などで、人を採用するときに、何を大切にするかということです。
今年はクリニックの開業や心理セラピストの養成、協会の仕事を通じて、
人を採用することについて多く考えさせられました。
クリニックの開業では、受付やセラピストだけではなく、
内装業者や不動産業者をはじめとしてたくさんの職種の方々と契約する必要がありました。
あくまでも個人的な見解ですが、私が実感したのは、
まず、世の中には誠実な仕事をする人と、不誠実な仕事をする人がいる。
ということ。
まあ、当たり前なのですが、
誠実な仕事をする人というのは、往々にして、次の条件に当てはまるようです。
・とにかくメールやメッセージの返信が早い
・期限を必ず守る
・わかりやすく話す
・一緒にいて楽しい
・質問が上手
・相手を緊張させない
・精神的に大人である
もちろん以上の条件だけではないと思いますが。
それに対して不誠実は仕事をする人は、
・返信が何だか遅い
・説明が下手
・一緒にいるのが苦痛
・何を聞いているのかわからない
・一緒にいると疲れる
・精神的に幼稚さを感じる
ように思います。
これからは、クリニックのスタッフを採用する機会も増えることから、
特に重要視したいなと感じるのは、
・精神的に大人な人。
この条件です。
いくら年だけ取っていても、精神的に幼稚な人は、一緒にいて疲れますし、
何かあっても自分で責任をとれません。
忍耐力やコミュニケーション力も低く協調性も低いので、
チームで働くのに向きません。
では、私が感じる精神的に大人な人とは?
自分で自分の機嫌を取れる人。
赤ん坊は大人に機嫌を取ってもらいますが、
大人になったら、自分の機嫌は自分でとる必要があります。
「私がこんな気持ちになったのは、○○さんのせいだ」
というのは、大間違いです。
大人になると、どんな場面でも、どんな人とでも、
自分がどんな気持ちでいるかを選ぶことができます。
また、いくらネガティブな気持ちになったとしても、
その場やその立場にふさわしい行動や発言ができるのが大人です。
それができずに、
「○○だったら、自分もこうはならなかった」
というのは、これまた大間違いです。
自分で○○だったら、
甘えたり、不適切な行動をとったり、無責任な言動をしても許されると自分で自分を甘やかしているだけです。
こういう人は、時々、一緒に働いていても、
周りの人たちに迷惑をかけがちです。
精神的に成熟している人は、
何か問題が起こったり、失敗したりした時に、
きちんと反省することができ、
次はどうすればいいかを自分で考え行動に移すことができます。
私はそんな人を採用したいし、ずっと一緒に働きたいと思うのです。