2021年10月24日
最近、散歩中に街路樹の桜が咲いているのを見つけ、「えっ、この時季に⁉」と思わず足を止めました。地球温暖化による影響なのかと危ぶみながらも、思わずその可憐さに見とれました。ですが、さすがにここ数日の寒さで小さなピンク色の桜もびっくりしているに違いありません。
さて、私たちが無意識に使っている「口ぐせ」が、人間関係をこじらせていることもあるとしたら、これまたびっくりですね。今回の勉強会は、「口ぐせ」に焦点を当てて考える機会にしました。
20個ほどの「口ぐせ」の例を出して、皆さんの「口ぐせ」を顧みてもらいました。
「〇〇すべき」と相手も自分も追い詰める。「わかるわかる」と同感するが、共感とは違う。プレゼントをする時、「つまらないものですが」と謙遜して誤解を招く。思わず、開口一番「疲れてる?」と聞いて相手を嫌な気分にさせてしまう。相手の話がくどく、イライラしてしまい「要するに何が言いたいの?」と詰問する。「ちょっといいですか?」とあいまいな表現をする。「そのうち、ランチでも」という社交辞令が相手を勘違いさせてしまう等、意外と何気なく使っている「口ぐせ」にネガティブな側面があることが分かりました。
何度も同じ話をするパートナーに対して、「その話、前にも聞いた!」とバッサリ切り捨ててしまうという参加者の「口ぐせ」を聞いて、その場がちょっと盛り上がりました。私自身も他の皆さんも、似たような経験がありました!そして言いかえをするだけで、相手にとって心地よい言葉になることを知り、今後は実践していこうと思いました。
今回のワークを通じて、「口ぐせ」という自分の発する言葉に注意を向けていくことは、実は自分や相手の心に対して丁寧に向き合うことだということを実感しました。誰でも、丁寧に接してもらったら嬉しいですし、自己肯定感も高まりますね。次回もより良いコミュニケーションを目指して、楽しみながら皆さんと学んでいきたいです。
掲載の許可をいただきましたので、今回の勉強会で気づいたことや得たこと、ご意見等をご紹介いたします。
自分の苦手な部分をワークで練習出来たり、普段使うような言葉でのNGワードとどう変えたらいいかなど、勉強になりました。
とてもアットホームで、わきあいあいとした雰囲気で、自分のことを話ができる場があるのがいいと思います。
次回の勉強会は、令和3年11月21日(日)朝10時から開催します。
皆さまのご参加を楽しみにしています!