2021年11月21日

気が付くと今年も残すところあと1ヶ月になってしまいました。今年も新型コロナウィルス感染症の行動制限で、家族以外の人と対面して会話する機会が減ってしまった方が大半だと思われます。そして仕事がリモートワークになった方も多かったと思います。リモートワークは通勤の煩わしさや苦手な人との付き合いから解放され、様々な観点からメリットはたくさんあるのですが、やはり対面での会話でないと「どうでもよい雑談」が激減したという調査結果がありました。オンラインでは、必要事項を話して終了となりやすいようです。このように「必要事項を伝えること」だけが続いていくと、なかなか人間関係を育み、築いていくことが難しくなっていきます。意外にも一見無駄にみえる「雑談の時間」は、実は「必要で有効な時間」とも言えますね。

そんなことから、今月は【誰とでも気軽に話せるような雑談のコツを学びましょう!】というテーマでの勉強会を行いました。今回の「雑談」は、知り尽くしている友人や家族ではなく、あまり知らないけれども良い関係を築きたい人、例えば、社長・上司・取引先の人・ママ友・義理の父母などと「適度に自然に仲良くなるように会話する」コツを学びました。

雑談をする目的は「会話を通じてお互いの警戒心を解き、スムーズで円滑な関係にシフトすること」と「人間関係の構築」にあります。

雑談力を身につけると次の4つのメリットがあります。
1.すんなり誰とでも雑談できることで、人づきあいが広まったり、深まったりする
2.雑談の積み重ねで、自分も相手も理解し合えるようになる。
3.ビジネス上にも応用できるので、信頼関係を築き仕事の成果にも繋がる
4.変な緊張がなくなり、楽に人づきあいができるようになる

今回のワークはまずご自分の「雑談力チェック」をしました。そして雑談するメリットを学び「雑談のコツ」として「7つのルール」学びました。次のワークでは、そのコツを踏まえながら実際に参加者同士で雑談しました。コツを意識しながら雑談をすると、「コツ」をより理解でき、スムーズに話がしやすくなったとの感想をいただきました。「雑談」の時間を有効活用し、より良い人間関係を築いていきましょう!

掲載の許可をいただきましたので、今回の勉強会で気づいたことや得たこと、ご意見等をご紹介いたします。

千葉県Kさん
千葉県Kさん
雑談は気持ちのやりとりで、一生懸命話題を探すものではないということ。
もう少し気楽に、そして、相手のキーワードを使って話のラリーをすることを教えてもらいました。
いつもながらワークは楽しいし、勉強になります。
実際にやってみて、自分がどこに注意するべきかが良くわかります。
いつも会話が続かず気まずい思いをすることが多かったが、その理由がよく分かった。
自分が頑張って話す必要はなく、エピソードを話す、体験談を話す、共感を示すことがいかに大事かワークを通してよく理解でいました。
コミュニケーションに関する方法をもっと知りたいと思いました。
千葉県Sさん
千葉県Sさん
神奈川県Kさん
神奈川県Kさん
雑談とは、会話のラリーを続けるということを心がけるのがよいということが、ワークを体験してより分かりやすかった。少人数なので、コミュニケーションが下手な部分も、オープンにして安心して話せます。
雑談の難しさと重要性がよく理解できました。会話中での相手の言葉の「キーワード」を拾う意識が相手の言葉を大事にし、相手の気持ちに沿うことになり、結果、よい雑談になるというのがワークを通じてよく分かりました。とても有意義な勉強会でした。
埼玉県Nさん
埼玉県Nさん
長野県Tさん
長野県Tさん
キーワードを拾って話をつなげていく。雑談は会話のラリー、肩ひじ張らずにやっていくこと。やってみる、練習をする、日出美先生の言っていた達人になるには1万回行う、を目指す、と思いました。またこのように感じさせていただいた学習会の運営者さんに感謝です。ありがとうございました。

次回の勉強会は、令和3年12月19日(日)朝10時から開催します。
皆さまのご参加を楽しみにしています!