2021年12月19日

いよいよ2021年も残すところ2週間となりました。気忙しい時期となりましたが、人との交流を深められるいい時期にもなりましたね。変異株が少しずつ増えてきましたが、感染対策はしつつも、親しい人と親密な時間を過ごせるようにしたいです。

さて、今月のテーマは、「見方を変えて、自分も相手も味方にしましょう!」でした。ついつい自分に言い訳ばかりしてしまって、モチベーションが上がらない…。相手を褒めているつもりでも、どうも月並みな褒め方になってしまう…。そんなことってありませんか?物事をポジティブに捉えて前向きに生きられたらなぁと思いますし、人を褒めるときも、その人がグッとくるような、素敵な言葉で伝えられたらなぁと思いますよね。そんなときに役立つのは、物事の見方をほんの少し変える、「リフレーミング」というテクニックです。今回は、リフレーミングの方法をみんなで勉強しました。

人は誰でも『承認されたい』という欲求があります。そして、承認されると、承認したくなります。ポジティブ感情を受け取ると、気分が落ちついて、精神が安定します。心身がリラックスします。そして、視野や思考の幅も広がりますし、他者への寛容性を高めることができます。うんちくを抜きにしても、ポジティブな表現で言われると素直に嬉しいですよね。ですので、リフレーミングで物事の見方を変えて、自分も相手も味方にするにはどうすればいいかを具体的に学びました。

例えば、「飽きっぽい人」と言うとネガティブな印象ですが、「切り替えが早い」と言うと、ポジティブな印象に変わります。「優柔不断」、「神経質」、「怒りっぽい」、「せっかち」等々…。このようなネガティブな単語を肯定的な意味に変えられるかをみんなで考えました。そして次は、実際に参加されたみなさんのお悩みを、みんなで協力してポジティブな表現に変えてみました。

ある参加者の方のエピソードでは、『先日の雨の日、傘をなくしてしまって、なくしてしまったことさえ覚えていなくて、それこそがショックだった…』、というお話がありました。長く愛用していた傘がなくなってとても残念なお気持ちだったようですが、久しぶりに新しい傘を買う楽しみができた、と捉えると、パッと明るい笑顔になっていました。

リフレーミングは、ポジティブな見方を押し付けるのではなく、「弱み」が「強み」にもなるということを伝えることがポイントです。リフレーミングをマスターして、自分も相手も味方につけられると、もっともっと人とよりよくコミュニケーションできるかもしれませんね!

掲載の許可をいただきましたので、今回の勉強会で気づいたことや得たこと、ご意見等をご紹介いたします。

埼玉県Nさん
埼玉県Nさん
リフレーミングは自他を否定することなく、視野を広げることができるので人間関係を良い方向に向けるためにも役に立つツールだと思いました。
リフレーミングについて学べました。自己否定の状態にある相手に多角的な視点をもって光を当てるというとても素晴らしいテクニックだと思います。少人数での和気あいあいとした、リラックスした雰囲気がとても良かったです。ありがとうございました。
東京都Nさん
東京都Nさん
千葉県Sさん
千葉県Sさん
リフレーミングの意味について深く考えさせられました。
弱みを強みに変えることだけでなく、それがその人にとって本当にいい事なのか、また問題の本質がどこにあるのか深く考えさせられました。
リフレーミングとは、正しい解釈を与えることではなくて、その人の弱みを多角的に捉えて強みに変えることということを改めて実感した。もっとリフレーミングする力をつけていきたいと思った。
神奈川県Kさん
神奈川県Kさん
千葉県Kさん
千葉県Kさん
今回勉強したリフレーミングは、ネガティブをポジティブに変える魔法のようで素晴らしいと思いました。明るい前向きな気持ちになれます。
リフレーミングの重要さを改めて実感しました。物事を多角的見る目を養っていきたいと思います。身近な問題を取り上げていただけると日々の生活に役にたちますので、ありがたいです。
埼玉県Oさん
埼玉県Oさん

次回の勉強会は、令和4年1月23日(日)朝10時から開催します。
皆さまのご参加を楽しみにしています!