日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。
初夏だ!
と思ったら・・・
寒いです、すごく寒いです。
ここ数日、梅雨のはしりとかで、
雨が降り続きました。
我が家の老犬ダイ坊は、
大好きなお散歩にも行けず、
私の隣で、寝息をたてながら、
夢を見ています。
ダイ坊は子犬の頃から、
毎日、夢を見る子でした。
そもそも、ダイ坊は・・・
兄弟7匹で段ボールに入れられ、
真冬の公園に捨てられていました。
ボランティアさんが発見した時には、
1匹の兄弟が、凍死していました。
それから、
ボランティアさんの元を転々とし、
うちにやってきました。
ダイ坊ったら・・・
本当に何というか・・・
赤ん坊の頃から、
アイコンタクトを
ばっちりしてくる子でした。
うちに来た初日から、私の目を見て、
「ぼく、ここのうちの子になるね。
いいでしょ?
ぼく、ここのうちの子だよね・・・」
でも・・・
ダイ坊を、うちの子にする予定は、
ありませんでした・・・
だから、
何度も、何度も、お見合いをして、
里親さんのもとに、養子縁組に
出しました。
しかし、そのたびに、
ダイ坊は、絶対にうちに帰ってきて
しまいました。
当時、
うちには3匹の犬がいました。
長女のサリーは、
ブリーダーさんの元で生まれた
ゴールデンレトリバー。
サリーは、兄弟の中で
1番チビで、気が弱かったので、
いつも兄弟たちに、
ご飯をとられたり、
いじめられていました。
だから、サリーは、
人間が大好きでしたが、
犬は大嫌いでした。
タバサとセシルは、
公園の東屋に、
姉妹で捨てられていました。
発見されるまで・・・
子犬ながら、姉妹で支え合い、
お互いに、遠くに行かないように、
じ~っとしていました。
だから、タバサとセシルは、
大人になっても、ずっといつも一緒。
家族以外の人間は、
一切信用しませんでした。
おそらく、生まれたときから、
過酷な環境に捨て去られた
ダイ坊にとっても・・・
世の中は、誰も信用できない、
危険にあふれた場所で・・・
「はじめて安心できたのが、
うちだったのかも・・・」
そう思った私は、
しかたなく、ダイ坊を
うちの子にしたのです。
ダイ坊は、4番目に
うちの子になりました。
5番目に、うちの子になったのは、
ポポちゃんです。
ポポちゃんは、道路際の林の中に、
生まれてすぐ、捨てられました。
だから、大人になってからも、
ずっと、車の音を怖がりました。
そして、6番目に、うちにきた
ぴいちゃんは、
大人になるまで、つながれっ放しで、
病気になり、捨てられました。
だから、うちの子になってからも、
お散歩が上手くできず、
社会性も低い子でした。
こんなふうに、
動物救助のボランティアをして、
引き取り手のない子を、
うちの子にしているうちに、
とうとう、私は、
6匹の犬の母親
となってしまいました。
別に、ボランティア活動の自慢話を
したいわけでありません。
事実は、むしろ、全く逆。
何をかくそう・・・
実は、この私、20年前には、
自己否定のかたまりでした。
「私なんて、どうせ・・・」
「私は、愛されない・・・」
「○○しなければ、私は認められない」
「だれもわかってくれない・・・」
これ、ぜんぶ、
私の心の中で
鳴り響いていた不快フレーズです。
だから、
行き場のない
哀れな犬や猫たちとは、
心を通わせあうことができましたが・・・
人間が相手になると・・・
全くダメ。
自己肯定感が、とても低い私には、
他人が、怖くて、怖くて、
しかたがなかったのです。
娘や息子と、どう接していいのか・・・
途方に暮れることもありました。
また、動物たちに、
かわいそうなことをする飼い主に、
やり場のない怒りを、
抱えることもあったのです。
しかし・・・
娘、息子、そして、
次々と増えていく
シッポのある子どもたちを、
目の前にすると・・・
「この子たちを、
なんとしても、
守らなければいけないのにぃ・・・」
と、母親としての責任だけが、
重くのしかかります。
だから・・・
「こんな自分は、嫌いだ!
なんとか変わりたい!」
と、強く願ったのです。
そのため、
欧米のありとあらゆる
自己暗示法を試しました。
心理学も、学びました。
そうして、
私は少しずつ
自己肯定感を上げていきました。
すると・・・
ありとあらゆることが、
変化し始めました。
まず、
子ども達との関係が良好になりました。
また、
母親との確執もなくなり・・・
さらに・・・
ボランティア活動で、
腹を立てることもなくなりました。
そうなると・・・
仕事もどんどん成功し始めました。
「こんなに変われる方法だから、
みんなが、やればいいのに・・・」
と思いました。
ところが、ところが、
これがどれもけっこう、
手間ひまと、努力が必要なものばかり。
そこで、
試行錯誤のうえ、
ぜったいに効いて、カンタンにできる
自己暗示法を作ったのです。
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さて、うちの6匹の犬たちのうち、
今では、5匹を看取り、
残るのは・・・
ダイ坊1匹になってしまいました。
家族の間では・・・
「夢見るダイ坊」と呼ばれていました。
ダイ坊は、いつも寝ながら
「ハヒ、ハヒ、ハヒ!」
と、寝言を言います。
そして、
そんな時は必ず、四本の足が、
まるで、走っているかのように、
けいれんしているのです。
ダイ坊は、元気なときは、
毎日ドッグランに行き、
妹のポポちゃんと、
「ワン! ワン!! ワン!!!」
と、雄たけびを上げながら、
追いかけっこをしていました。
老犬になり、足も弱り、
今では、家の中で歩くのさえ、
よたついているダイ坊・・・
もちろん、
ドッグランに行くこともありません。
でも・・・
ダイ坊は、
毎日、夢の中だけでは、
ドッグランで、ポポちゃんと会い、
追いかけっこをしているのです。
「夢見るダイ坊」は、
今日も夢の中で、ときめいています!
今日も最後までお読みいただき、
心から感謝いたします。
どうもありがとうございます!
今後ともよろしくお願いいたします。