こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今日も1日お疲れ様でした!

このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。

久しぶりに田舎の実家に帰省しました。

とはいえ、家を出てすでに数十年。
家を出てからの人生の方が長いのです。

となると……

もはや田舎の実家は他人の家。

年老いた母が体を悪くしているのもあり、

最近ではホテルを予約し、夜はそちらで
過ごしています。

私はホテルが大好きなので、
出張なので遠方に出かける時の楽しみは
ホテルに泊まることです。

そもそも私、狭いところが好きで、
家族や荷物のことを考えなくていいならば、
できるだけ狭い家が好みです。

狭ーい部屋にキッチンもトイレもついていて、

真ん中にコタツを置いて、コタツの周りに
必要な物をすべて並べて、手を伸ばせば
すぐに取れる……

理想です……うっとり……って、

「ただのめんどくさがり、だろ!」

というお声が聞こえそう。

ですよね。

でも、そんな私なので、
飛行機なども好きです。

あの狭い座席から基本、

動いてはいけません的な、拘束感が
たまらないのです。

変態ではないと思うのですが……

おそらく本当に、怠け者なのでしょうね。

これまで、世界中のさまざまなホテルに
宿泊する機会がありました。

たとえば、ラスベガスの
「フォーシーズンズ」のかなりお高い
お部屋にも。

広ーい、リビングルームと
その隣に続く、これまた広ーい寝室。

広ーい洗面所には、バスタブがあり、
そこからシャワールームまでには、
かなりの距離がありました。

お部屋に入った時には、

「まあ、なんて広いお部屋なんでしょう!
まるで映画に出てくるお部屋みたい」

などと、一瞬喜びましたが……

けっきょく、リビングにあるでっかい
3つほどのソファーをまったく無視して、

寝室のベッドの上でほとんどを過ごしました。

そこからトイレまでの距離が遠く、
だんだんイライラして来ました。

バスタブで温まってから、体を洗うために
シャワールームに移動するまでの
距離が遠く、だんだんイライラして来ました。

もう2度とこんな広いホテルには
泊まりたくないと心から思いました。

つまり、私って本当に貧乏症というか、
真の貧乏なのでしょうね……

しかし、実家の近くのホテルは、
一番良い部屋でも、もちろん
ワンルームしかなく、私の基地となる
ベッドは広く、とても清潔です。

ベッドからトイレまではとても近く、
トイレと洗面所は完全別。

すばらしい。

そこでの楽しみは、

真夜中のマッサージです。

これだけは自分へのご褒美にしています。

今回も2人の女性整体師さんと出会いました。

ところが、1つ困ったことが……

この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ こんな人間関係で悩んでいませんか?
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◆◇親と子の心のへだたり

子どもにとっては天国のような夏休み。

ところが……

親にとっては地獄……

なんてことになっていませんか?

ただでさえ、扱いにくい年頃の子ども、

ふだんでも、イライラすることが多いのに、

夏休みになると、さらにストレスが増大。

よくわかります。

「朝は起きないし、勉強しているんだか、
いないんだか、ゲームやマンガばっかり
読んで、夜は遅くまで起きているようだし……

いくら言っても反抗的だし、
ほんとつかれるわ……」

これ、かつて子育て中だった頃の
私の本音です。

今でこそ、30歳になり、
自立して一人前になった息子ですが、

中学生の頃は、超反抗的な子で、
ほとんど口もきかないし、
親を敵とみなして、

「オレにいっさいかまうな」的な
オーラを放ちながら暮らしていました。

反抗期が始まった頃は、
なんとか元の関係に戻そうと
あれやこれやと努力しましたが、

親が干渉すれば、するほど
息子の心は離れていくばかリ。

半ば、ヤケクソのような気持で、
放っておこうと決め、息子と距離を
おきました。

とはいえ、親としての責任上、
言わなくてはいけないことは
きっぱり言い、

あとは息子に任せました。

それまで、なんだかんだ言いながらも
親に依存していた息子は、

遅刻したり、成績が下がったりと
うまくいかないことが増えて来ました。

親としての内心は、

心配でしようがないのですが、

ぐっとこらえて、見てみぬフリをして、

相変わらず言うべきこと、
教えるべきことだけは伝え、

あとはしつこくせず、ただ見守る
姿勢を貫きました。

ずいぶん長い時間がかかりましたが、
そのうちに息子の強硬な態度は
じょじょに和らぎ、私と同じ空間にいても
ピリピリしなくなりました。

あれから十数年。

当時のことを息子は、

「あの頃は、ほんとしんどかった。

お母さんはオレの気持ちなんて
まったく理解しようとせず、

ただ、自分の気持ちだけを
一方的にぶつけてくる人だと思っていた。

自分は家族の中で孤立していると
思っていた」

と言うのです。

私自身が思春期の頃、
義父との関係が悪く、

実際に家族から疎外されていた
経験があるので、

自分の子どもには、
ぜったいにそんな思いはさせたくないと
できるだけ働きかけていたように
思います。

それが、かえって
息子との心のへだたりを作っていたとは……

まったくもって、
子育てはむずかしいものです。

しかし、なるほど、

息子への愛情と責任は感じていたものの、

息子の気持ちは値引きしていたように
思われます。

「まだ子どもなんだから」

「私が言ってやらないと誰が言うの」

「ワガママばかり言ってる」

などと感じていました。

たしかに子どもですし、
まだ幼稚な考え方しかできませんが、

彼は彼なりにその時々で、
屈辱や怒り、無力感などを
感じていたようです。

なかなか子育て中に
そんな子どもの心の機微まで理解しろと
言われてもむずかしいですよね。

だから、どうでしょう。

教えなければならないことだけは
相手が聞いていようが、いまいが、
きっぱりと伝え、

あとは知らん顔してみる。

というのもいいのかもしれません。

そして、むずかしいでしょうが、

たまーに、気が向いたら、

こそっと、

「まあ、なんだかんだ言って、

最後にはちゃんとやれる子だと

知っているからね」

などと独り言のように

つぶやいてやるのも

いいかもしれません。

次号もまた、人間関係の悩みについて
お話しますね。

また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
(大和出版)

https://jpcs.or.jp/el/u/xaii/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

(つづく)

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

<その4>

■■■折田加陽子■■■

本日担当は、3人男子の母で自由業の

折田加陽子です。

初回という事で簡単に自己紹介を
させて下さい。

出産を機に専業主婦になり、
長男の幼稚園入園同時に舅・姑と同居。

舅、姑、実家の父を順番に送り
只今進行形で仕事・子育て・介護と
充実した?毎日を送っています。

心理学(交流分析)を学んで知った
大好きな言葉は

「過去と他人は変えられない。
自分と未来は変えられる」

です。どうですか?

すっごく気持ちが楽になりませんか??

相手を、わが子を自分の思い通りに
変えようって言うのは所詮、無理なんだ!

この一種、あきらめにも似た気づきで
眉間のシワは確実に減りました。

この気づきを、もっと早く、
子供の小さい時に知りたかったなぁ(苦笑)

最後までお付き合いいただき
どうもありがとございました!

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■ 協会からのお知らせ
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◆◇メルマガ配信不備のお詫び

一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。

心よりお詫び申し上げます。

届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。

https://jpcs.or.jp/el/u/WCMt/93/

◆◇今後、協会やこのメルマガで
取り上げてもらいたいテーマなどが
ありましたら、どうぞこのメルマガに
ご返信ください。

◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。

(ただし
賛助会員のみとさせていただきます)

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■ 編集後記
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お2人の女性整体師さんはとても
いい方たちでした。

ただ……

数時間を一緒に過ごすうちに、
だんだん仲良くなってしまい、

そのうちに、けっきょくは
彼女たちの人生相談に乗っていました。

それぞれ大きな悩みを抱えていて、
私も真剣に聞き入って、
助言をしてしまいました。

これって、私の良くないパターンです。

ちょいと長い時間を共有して、
おしゃべりなんぞをしているうちに
だんだんと人生相談になってきて、
真剣にカウンセリングしてしまう。

どなたにも、とても喜んでもらえます。

が、私はなんだか仕事した気分になって
しまいます。

「これではいけない。
プライベートはしっかりと境界を引こう」

と決心しているのですが、

ついつい気が緩んだり、良い人と出会うと、
そうなりがちです。

まあ、気が合う人じゃないと
そうならないので、良い縁だと思っては
います。

そもそも気が合わないと、
無口になるので、そんなことも起こりません。

コミュニケーションの1つのコツは、

親しくなるのも、親しくならないのも
自分で調節できることです。

「ああ、この人とは親しくなりたいな」

と思ったら、上手に信頼関係をつくって、
親しくなれること。

「ああ、ちょっとこの人とは
親しくなりたくないな」

と思ったら、ちゃんと距離をつくって、
ほどほどの関係性をつくれること。

その両方が上手にできれば、

人間関係でよけいに疲れることも
少なくなります。

そのためにはいくつかのテクニックが
必要となります。

次回はそのあたりに
ちょっと触れてみようかなと思います。

どうもありがとうございます!

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。