こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今日も1日お疲れ様でした!

このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。

先週は北海道の実家に行ってきました。

北海道はすっかり秋で、

朝晩はストーブをつけているようです。

病気の母のお見舞いに行って来たのですが、

もう実家を離れて数十年の私にとって、

実家に泊まることは、
他人の家に泊まることと同じ感覚です。

なので、ここ数年は
ホテルを予約し、夜はホテルで
ゆっくり過ごすことにしています。

母のために
ちょっとしたお料理を作り、
数十年ぶりに母と妹と3人だけで
晩ご飯を一緒に食べました。

食がすっかり細くなった母ですが、
思ったよりも経過が良く、私の料理も
少し食べてくれ、安堵しました。

そこで、夜は
ホテルで温泉につかったり、
レストランで食事をとったりと
結構、楽しんでしまいました。

私は1人で行動することが
まったく苦になりません。

ふだんも1人でお寿司屋さんの
カウンターに陣取り、お寿司をつまみながら、
一杯(2杯?)やったり、

レストランでフルコースをいただいたり、

ミュージカルや映画を観たり、

おひとり様を満喫しています。

今回は帰りの飛行機の時間まで
ホテルのレストランでフルコースを
いただくことにしました。

まるで高原のようなホテルの庭の中の
レストランで、読書を楽しみながら

ゆっくりとフルコースを……

のつもりが……

来るわ、来るわ。

メールやら、電話やらが……

この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ こんな人間関係で悩んでいませんか?
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◆◇私がいないとあの人は
      ダメになってしまう!?

「夫はキレやすい性格で、怒りだすと
時々なんですが、物をぶつけたり、
怒鳴ったり、ドアをバタンと閉めたりします。

それに、私にひどい言葉を投げつけてきたり、

あ、でも、毎日じゃないんですよ。

それに直接、私を叩いたり、蹴ったりする
わけじゃないですし……

それに、怒ったあとはすぐに反省して、

謝ってくれますし……

それにあの人、もともとはいい人なんです。

私がいないと、あの人はダメになって
しまうと思います……」

こんなことをおっしゃるクライアントさんは
たまにいらっしゃいます。

これって、DVじゃない?

え?でも、殴られたりしていないし……

と、ちょっと迷うところでしょうか?

しかし、DVとは、直接、殴ったり、
蹴ったりすることだけではありません。

言葉や態度で脅したり、物を投げつけたり、
大きな音をわざと立てたり、
ひどい言葉を投げつけたりすることも
精神的な虐待に相当します。

しかし、一見被害者のように見える
虐待を受けている側にも問題があります。

虐待を受けている人が子どもであるならば、

これはあきらかに児童虐待に相応しますし、

完全な被害者です。

なぜならば、子どもには逃げられる能力も
判断力もないからです。

しかし、大人はそうではありません。

肉体的、精神的、経済的、性的に虐待を
受けているならば、

逃げることができます。

まあ、何かしらの洗脳状態にいれば、
別でしょうが。

そうでないならば、自分で自分の身を守る
ために、逃げるということを選択することが
できます。

そうしないのは、

「あの人は私がいないとダメだから……」

「私には1人で生きて行く力がない」

「私よりも辛い思いをしている人は
いっぱいいる」

などと、勝手に思い込み、

暴力・暴言に甘んじているからです。

また、相手から暴力や暴言を受けながらも、

一緒にいるということは……

相手から暴力や暴言を受けることを
許していることにもなります。

つまり、大人になってから受ける
DVを暗黙の了解のまま、受け入れていると
いうことは……

自分自身も暴力行為の加担をしていること
になるかもしれません。

もし、あなたが今、

一緒にいるパートナーから

時々でも、暴力や暴言、

嫌がらせ、脅しなどを受けていたら……

思いきって、誰かに相談してみましょう。

ネットで相談窓口を検索してみましょう。

もしも、あなたがお子さんをお持ちなら、

あなた以上に、それを見ている、

子どもは傷ついています。

この経験はお子さんの人生に
大きな影響を及ぼします。

自分のためではなく、

どうぞ、お子さんのために
勇気を持って、立ち上がってください!

次号もまた、人間関係の悩みについて
お話しますね。

また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://jpcs.or.jp/el/u/eyRP/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは、

「人との交流の中での失敗談」

<その2>

■■片桐香織■■

職場でのことです。

イベントで販売する商品製作で、
失敗がありました。

予定していた数が出来なかったのです。

作ったのは、今年中途採用の50代の男性です

まだ不慣れで、失敗しがちなのは知ってい
ました。

その場にいたAさんに、
なぜあなたがやらなかったの?聞きました

日頃穏やかで、優しいAさんは、口調を
強めて言いました。

失敗しながら出来るようになるのではない
のですか?

と言われた時、私はおもわず、
何回も失敗しているでしょ!
と言ってしまいました。

本当は、失敗した人を責めるつもりも
なかったのに。

そして、たたみこむようにAさんは
言いました。

人によって習得の時間は違うでしょう。

と。その時思ったのです。

Aさんは自分が責められていると思ってい
るんだな。言いたいことは違うのに…

でもそんな話の展開になり、
上手く軌道修正できません。

翌日、勇気をだして言いました。

Aさんの事を信頼しているってことだけ
なんだけどと。

彼は薄っすらと笑い、何もいいません。

何も言わないのでそれ以上私何も
言えませんでした。

立場や、責任について、人それぞれだなあ
と思いました。

言いたいことは、伝わらないのだなと
気づかされた出来事でした。

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■ 協会からのお知らせ
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◆◇交流分析ベーシック講座を開催します!

コミュニケーション心理学とも言われる、

交流分析のベーシック講座を開催いたします。

人の悩みの90%は人間関係にあると
言われています。

なんだかいつも思ったように
伝わらない。

苦手な人とのつき合い方が
わからない。

職場の人間関係で悩んでいる。

子育てで困っている。

夫婦関係がギクシャクしている。

などなど……

そんな悩みのヒントになるのが、

交流分析という心理学です。

日程 2019年11月3日(日)4日(月)

場所 赤坂見附駅より徒歩2分の会議室
   (お申し込みいただいた時点で
         お知せいたします)

受講料 30000円+2860円(テキスト代)

ただいま、お申し込みフォームを
サイトの方で作成中です。

次号で、詳細をお知らせいたします!

◆◇メルマガ配信不備のお詫び

一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。

心よりお詫び申し上げます。

届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。

https://jpcs.or.jp/el/u/By55/93/

◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。

(ただし
有料会員のみとさせていただきます)

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■ 編集後記
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美しいホテルのレストランで
フルコースを楽しもうとしていた私。

ところが、メール、メッセージ、
LINE、電話が次々と……

どれも大切な用事で、
すぐさま返事をしなくては
ならないものばかり。

ひと口、パンをかじっては返信。

ひとさじ、スープをすすっては返信。

魚料理の途中で、レストランから出て
電話。

もはや魚料理が何の魚だったのか、

肉料理をどうやって食べたのか、

思い出せません……

そんな私に給仕をしてくれた
ウエーターさんや、ウエイトレスさんは、
目を白黒させていました。

そんな状態なのに……

パンを2回もおかわりした私に。

次回からは、
楽しもうと決めたお食事の時には、

思い切ってスマホの電源を切ることに
します。

どうもありがとうございます!

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。