こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今日も1日お疲れ様でした!

このひと時をあなたとご一緒できることに
心から感謝いたします。

気がつけば、もう11月。

今年もあっという間に年末になりますね。

年を重ねれば、重ねるほど、

時間が早く過ぎていくように感じます。

この調子だと、はっと気がついた頃には、

あの世に行っているような気が。

人生は短いので、後悔しないように
生きなければ……

私はこれまで、子どもの頃は
あたりまえですが両親の家で暮らし、

大学に入ってからは1人暮らし。

それから結婚してからは、2人の子ども達と
たくさんの犬たちに囲まれて
にぎやかに暮らして来ました。

だから、当然、年末もお正月も
ガヤガヤとせわしないものでした。

しかし、昨年末からは
1人での年末、お正月となりました。

初めは、淋しいんじゃないかな?

と思いましたが……

これが、なかなかいいんですよ。

数十年ぶりに紅白歌合戦をゆっくり見ながら、

セミナールームのすべてのカーテンを
洗濯し、はっと気づけば除夜の鐘。

あ、そろそろお蕎麦を茹でなければ……

と、思ってから気づいたのは、

あれ、お蕎麦、食べたくない。

なら、茹でなくていいんだ!

翌日も、

あ、元旦だから、お雑煮作らねば……

と、思ってから気づいたのは、

あれ、お雑煮食べたくない。

なら、つくらなくていいんだ!

ちょっと、これって、

最高じゃない!

てな感じで、1人を心から満喫しました。

だから、

今年も娘や息子が帰省しませんように……

と祈るような気持ちです。

お1人さま最高。

1人で暮らす、1人で生きると聞くと、

つい世間は淋しい人というレッテルを
貼りたがりますが、

今や、それは古ーい思い込みです。

この続きは最後に書きましたので、
どうぞお読みいただければ幸いです。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ こんな人間関係で悩んでいませんか?
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◆◇苦手な人対策2

「誰かのことを苦手だと思えば、思うほど

関係性は悪くなるんだから、

できるだけ苦手だと思わないように

しなくては……」

たしかにそれはそうなんですが……

そうは言っても、どうしても、どうしても

ムリと言う人もいるかもしれないですよね。

また、いつもいつも一方的に

傷つけられている場合などにも、

相手をよく思おうとしても難しいでしょう。

それに、いつもその人に振り回されてしまう。

嫌がらせをされる……

そんな場合には……

できるならば、逃げてください。

逃げるが勝ちということも多々あります。

世の中には、人を悪気もなく傷つける人も
います。

鈍感でわがままで自分のことしか
考えられない幼稚な人もいるのです。

または、自分では人を助けているつもりでも、
よけいなおせっかいだったり、

人に無力感を味あわせていたり、

あとで嫌味を言ったりと、

煮ても焼いても食えない奴もいるのです。

不幸にもそんな人と関係性が
できてしまったら、

逃げられるなら、逃げましょう。

世の中には、一緒にいればいるほど、

相手を不幸にしてしまう性質の人もいます。

そんな人からは逃げるが勝ち。

もしも、
逃げたくても逃げられない関係性だったら…

たとえば、上司とか、

姑とか、舅とか、

だったとしたら……

できるだけ距離を取りましょう。

自分を守るためには、それも仕方ありません。

もしも、あなたのお子さんがまだ
小学生か中学生で、

どうやら学校でいじめを受けていると
したら……

おもいきって、転校や引っ越しを
考えてみるのも一案です。

子どもの人生や命以上に、

守るべきものなどないのですから。

また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://jpcs.or.jp/el/u/NrpQ/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは、

「人との交流の中での失敗談」

<その6>

■■小松原 好未■■

少し前の話ですが、私と妹の二人で
ある街を駅に向かって歩いていました。 

私が
「駅の方向は向こうだから、この道を
行くと近いんじゃない?」

「うん」

そして私たちは、大通りを外れて裏道へと
入って行きました。

でもしばらく行くとその道は大きく
蛇行し始め、駅から離れていって
しまったのです。

妹は

「駅から離れてしまったじゃない。
お姉ちゃんのせいよ。」

「あなただって、うんと言ったじゃない」

「でも、お姉ちゃんがこっちの道って
言わなきゃこんなことにはならなかった
のよ。」

「あなたも了承したんだから、
文句言わないでよ。」

と喧嘩のようになってしまいました。

実は私は気がついていたんです。

妹が「お姉ちゃんのせいよ。」と言ったの
はわざと言ったのだということを。

私たち姉妹のくせ…というか言葉遊び…
というか、物事をわざと大げさに言って
ふざけている…というかじゃれているみた
いな…

だから妹はきっと「お姉ちゃんのせいよ」

「あら、たいへ~~ん」みたいな
やり取りを期待していたんだと思います。

でも、私…前述したような反応をしてしま
ったのです。

私はどうやら「あなたのせい」と
言われることに危機感とか恐怖みたいなも
のを感じるようです。

これまでの妹とのやり取りを思い出してみ
ても、

「お姉ちゃんのせい」

という言葉が出たときは、いつも嫌な
気持ちになって私の声は大きくなっていま
した。

そして、言葉遊びだったはずがいつも
喧嘩になっていたのです。

そのことに初めて気がつき、

「私、お姉ちゃんのせいって言われると
とても嫌な気持ちになるみたい。

これからは、お姉ちゃんのせいっていうの
は言わないでくれる?」

「わかった」

それからの妹との会話で喧嘩になることは
殆どありません。

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■ 協会からのお知らせ
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◆◇交流分析ベーシック講座を

小田原UMECOで開催します!

コミュニケーション心理学とも言われる、

交流分析のベーシック講座を開催いたします。

人の悩みの90%は人間関係にあると
言われています。

なんだかいつも思ったように
伝わらない。

苦手な人とのつき合い方が
わからない。

職場の人間関係で悩んでいる。

子育てで困っている。

夫婦関係がギクシャクしている。

などなど……

そんな悩みのヒントになるのが、

交流分析という心理学です。

今回は、交流分析の基礎を
学び、職場や子育て、夫婦関係を
初めとする人間関係全般に対する
ヒントや……

わけのわからない生きづらさ、

自己肯定感の低さなどの理由などに

気づいていただこうと思っております。

ただいま、サイトの準備中です!

しばらくお待ちください。

◆◇メルマガ配信不備のお詫び

一部の会員さまにメルマガが
届いていなかったことが判明いたしました。

心よりお詫び申し上げます。

届かなかったメルマガの
バックナンバーはサイトの方で
ご覧いただけます。

https://jpcs.or.jp/el/u/pWaW/93/

◆◇人間関係やコミュニケーションに
ついてのお悩みがある方のご相談に
メールで応じるような活動を今、準備中です。

(ただし
有料会員のみとさせていただきます)

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■ 編集後記
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世間では、

1人カラオケ。

1人焼肉。

1人映画。

などなど、1人で活動する人が増えていると
言われています。

そして、どちらかというと、

「それってどうなのかなー?」みたいな

風潮があるのですが……

私はけっこうなことだと思っています。

もちろん、いつも1人でしか
行動できないとか、

誰かと一緒にいると、まったく楽しめない。

というのでは困りますよね。

でも、みんなでいる時も、2人でいる時も、

そして、1人でいる時も楽しめというのが
1番幸せなような気がします。

げんに、私もたくさんで飲んだり、
食べたりするのも好きですし、

親密な関係の人と2人でしっとり楽しむのも
好きです。

だけど、1人でミュージカルや映画にも
行きますし、

寿司屋にもレストランにも入ります。

特に好きなのは、1人でホテルに泊まること。

1人で本を読んだり、映画を観たり、

食事をしたり、お風呂に入ったりと

自由を満喫します。

たまーに、女1人では、

レストランやラーメン屋なんかに
入れないし、ましてや寿司屋のカウンターで
寿司をつまみながら、ビールを飲むなんて……

という方に出会います。

生きづらいだろーなあ、と思います。

今の時代、女だって、

どこにでも1人で行けなければ!

1人で生きられる人間でいなければ!

寿司もバッグも、マンションも自分で買える
女であれ!

自分の人生を自分で決められる女であれ!

と娘には伝えたいものです。

男も女も、それぞれが1人で生きられる
人間になり、そんな大人の2人だからこそ、

お互いに支え合ったり、感動を共有し合って
生きていけるのではないでしょうか。

そして、お互いの生き方が違う方向を
向いた時には、お互いに納得の上、

別々の道を歩む……

そして、年をとって1人になったとして、

1人暮らしを満喫した上、

1人しずかに息を引き取ったからと言って、

それは孤独死とは言わないと私は思うのです。

本人が孤独な生き方をしていなければ、

それは孤独死ではなくて、

自立死だと思います。

家族に看取られて死ぬもよし、
1人静かに死ぬもよし、

どちらのせよ、納得した死に方ならば
それが最も良い死に方です。

どうもありがとうございます!

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。