こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

オミクロンが猛威を奮っています。

症状が重症化しない傾向にあるとはいえ、
医療現場は大わらわ状態のようです。

娘が勤務する病院も

少し前まではコロナ患者は0人

でしたが、今では病床は満床。

医師や看護師たちも
疲弊しているようです。

1人ひとりの意識を高く持ち、

1日も早くコロナを撃退したいですね。

さて、今日は、

「他者を思いやること」

について少し考えてみましょう。

よく子ども時代から、

「思いやりを持とう」

「相手の立場になって考えよう」

などと教わってきましたが、

この本当の意味を理解しないまま

大人になっている方は多いかも

しれません。

たとえば……

この続きは最後に書きましたので、

ぜひ、お読みください。

※※※※※※※※※※※※※※※※※

当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

――――――――――――――――――
■ 会員のコラム
――――――――――――――――――

このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは

「今から人生を変えられるとしたら…」

■■仁科由美子■■

私は森林や観葉植物が大好きです。

子供たちを育てながら週末や朝の運動によく夫婦、
家族で山をウォーキングしたり森林浴をして
日常で木々の恵みを沢山感じながら
過ごしてきました。

今も日々違う姿を見せてくれる草花や
木々たちにとても癒されています。

それと義父が植物を育てるのが
とっても上手で、専門家でも
何でもありませんでしたが、

その手にかかるとあっという間に
枯れかかっていたものを生き生きと
変えてしまうという能力を持っていました。

家の植物が手に負えなくなると、
義父に持っていっては生き返らせて
もらった思い出があります。

そんな力をとてもうらやましく
思っていました。

もし自分に能力や才能、
あらゆるものが可能になったとして、
今から人生を変えられるとしたら…

植物に関わる職業につきたいです。

主な活動としては立派に育てた観葉植物たちを
広々と心地の良いカフェ風の建物に沢山置いて
植物園のようにします。

その一画では香りの良いコーヒーも
一緒にお客さま達に提供します。

そして必要な方には家にある植物たちを
持ってきてもらって治療も行います。

そこは週末には地域の憩いの場の
一つになります。

たくさんの人たちの笑顔を見れて
とても幸せですね。

そして樹木医の勉強もして
仲間たちとチームを組んで
町の街路樹や造園、国内の山々を
めぐり環境汚染で弱った樹木がないか
調査したり保護したり育だてたり、
治療したりもします。

特に最近のような大規模な森林伐採による
土砂崩れが起こらないように、
人々の暮らしを守りながら
次の次の世代にまでつながる
樹木計画や管理をする、

そんなふうにお役にたてるといいなと思います。

――――――――――――――――――
■ 協会からのお知らせ
――――――――――――――――――
◇◆レジリエンスセミナー開催

レジリエンスとは、一般的に

「復元力、回復力、弾力性」などと訳され、

最近では

「困難な状況でもうまく適応して
生き延びる力やその結果」

という心理学的な意味でよく使われています。

このセミナーでは、

・ストレス対処スキルを磨くこと
・レジリエンスを高めること

を目的としています。

特に職場や家庭でストレスフルな生活を
送っている方や、

メンタルヘルス、ストレス関連の
相談業務に従事している方にお薦めです。

当協会のレジリエンスセミナーでは

講義を学びながら

ワークで体験し、

そして、最後は、
リラクゼーションですっきりできる、

「明日からがんばろう!」
と思えるセミナーです。

2022年2月テーマ

「生活習慣を見直して
レジリエンスを高めよう!」

2022年2月15日(火)

PM8:00~PM9:40

詳しくはこちら!!
https://el.jpcs.or.jp/u/vTAG/93/

◇◆勉強会のお誘い

当協会では、

月に1回、

オンラインにて、

勉強会を開催しています。

和気あいあいと
楽しくコミュニケーションの
ちょっとしたヒントを
一緒に学びませんか?

1回だけのご参加の方でも、
どうぞお気軽にお越しください!

2月の勉強会のテーマは・・・

「怒りを上手に表現する
コツを学びましょう!」

日常のささいなことに
イライラする。

最近、怒りを
溜めてしまっている。

自分の怒りの感情を
どう扱ってよいのか、

と悩まれている方は
多いと思います。

怒りを我慢しすぎて、

思わぬところで

怒りの感情を
爆発させてしまうと、

大切な人間関係を
壊してしまう、

職場では
更に信頼や地位さえも

失ってしまう
かもしれません。

今回の勉強会は、

不必要な無駄な怒りは鎮めて、

適切な怒りを上手に表現する

コツを学びます。

自分の怒りに
振り回されずに、

怒りを建設的に
表現できるようになりましょう。

どなたでもご参加ください!
お待ちしています!

ぜひ、ご参加ください!

2022年2月27日(日)
AM10:00~PM12:00

お申し込みはこちらから
https://el.jpcs.or.jp/u/1xKb/93/

――――――――――――――――――
■ 編集後記
――――――――――――――――――

たとえば……

私の思い出話をしましょう。

今から20年近く前、

私は大病をして、死を覚悟しなければ

ならない状態になりました。

その時に、

私のただならぬ状況を察知して、

何人かの友人たちが、

私の家にやって来たり、

電話をくれました。

「大丈夫?

なんかあったら言ってね。

なんでもお手伝いするから。

どういう病気なの?

どんな症状なの?

どこの病院?

ご主人は何て言っているの?

きっとすぐ治るわよ。

大丈夫、大丈夫」

まあ、ざっとこんな感じです。

私はできるだけ真摯に

彼女たちの質問に答えました。

が、とても疲れました。

自分が置かれている苦境を

話すことがこんなにも辛いとは……

そんな時、

動物救助のボランティア仲間の1人が、

「私、○○ちゃんたちを

預かりますよ」

と言ってくれました。

○○ちゃんというのは、

保護していた犬たちの名前です。

私の状況を察して、

保護犬たちを預かった上に

うちの犬たちのお散歩まで

申し出てくれたのです。

これは本当に助かりました。

私の1番の心配が犬たちの

ことだったからです。

あまりにもうれしくて、

私は当たり前のことのように

私の病気や症状について

語りだしました。

すると、その友人のSちゃんは、

「そんなこと言わなくていいんですよ」

と言って、帰っていきました。

呆然としてしまいましたが、

涙があふれてきました。

Sちゃんは、上手に立ち回ることが

苦手なタイプですし、

うまいことも言えません。

でも、誰よりも

私の1番心配していることを

察してくれて、

そのうえ、私に病状を

話させようとはしませんでした。

彼女は私の気持ちを

ちゃんとわかってくれていたのです。

私はこの時、

本当の優しさというものを知りました。

本当の思いやりとは、

自分が与えたい優しさを

相手に押し付けるのではなく、

相手が望んでいるであろうことを

そっと、相手に負担をかけない形で

差し出せることなんだなと。

今でもSちゃんとは、

繋がっています。

ずっと繋がり続けたい友人です。

※また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://el.jpcs.or.jp/u/BNra/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。