こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

東京は雪。

この雪がオミクロンも

浄化してくれないかなと

思ってしまいます。

そして、今日は

北京オリンピックでの

男子フィギュアのフリーの日。

三連覇を目指した

羽生選手は4回転半に挑戦しました。

そして、惜しくも

メダルを逃しました。

おそらくメダルだけを狙って

行ったなら、メダルの色は

ともかくとして、

獲れたはずです。

しかし、彼はそれを

しませんでした。

前人未到の4回転半に

オリンピックの場で

挑戦することを選んだのです。

それはおそらく、

オリンピックの王者としての

自負だったと思います。

「自分こそが

この道を切り拓いて

いかなくてはならない」

という。

羽生君は1人のアスリートとして、

1人の人間として、

たくさんのことを

教えてくれた気がします。

中でも私の心が

突き動かされたのは……

この続きは最後に書きましたので、

ぜひ、お読みください。

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当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは

「今から人生を変えられるとしたら…」

■■大場佳世■■

今から人生を変えられるとしたら…。

日本の伝統を守る職人になりたいと
思いました。

昔から手芸のような作品を
つくることは好きでした。

頭の中が無になり、心だけ注ぐ、
その集中した時間は大変清々しいと
感じていました。

ですが、なぜか私は、
その時間は好きでも、
必要ではないことに時間を使うことに
罪悪感があるのです。

誰かのニーズがないとその作品や
時間を使えないのです。

ですから、毎日毎日、
自分の命(時間)を削り、
「こころ」を注いでつくりあげる
日本の伝統工芸品の職人は
羨ましくもあり、
私の憧れでもあります。

現代の薄利多売の機械で作った
製品ではなく、

古来からの技術で代々、
大切に伝授してされてきた工芸品は、
何とも言えない美しさや気品、
温かさと想いを感じます。

ですが、私は一切
「良いと思う工芸品」を
買ったことがありません。

今の自分は、それらを持つ(買う)
ことが出来る人間ではないなと
思っていました。

そんな資格がない人間だと
思っていました。

あらあら。これは困ったものです。

以前の自分よりは、だいぶ
自己肯定感を高めることが出来てきたと
思ってましたが、まだまだでした。

「人生を変えられるとしたら・・・」

なのに、なかなか
「自分の枠組み」から外れて
考えることができないようです。

職人は誰かのニーズとか、
資格などを気にしているようでは、
本当に良いものをつくれないですね。

私は、素直に
自分の魂を込めることができる

伝統工芸品の職人になりたいと思います。

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■ 協会からのお知らせ
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◇◆レジリエンスセミナー開催

レジリエンスとは、一般的に

「復元力、回復力、弾力性」などと訳され、

最近では

「困難な状況でもうまく適応して
生き延びる力やその結果」

という心理学的な意味でよく使われています。

このセミナーでは、

・ストレス対処スキルを磨くこと
・レジリエンスを高めること

を目的としています。

特に職場や家庭でストレスフルな生活を
送っている方や、

メンタルヘルス、ストレス関連の
相談業務に従事している方にお薦めです。

当協会のレジリエンスセミナーでは

講義を学びながら

ワークで体験し、

そして、最後は、
リラクゼーションですっきりできる、

「明日からがんばろう!」
と思えるセミナーです。

2022年2月テーマ

「生活習慣を見直して
レジリエンスを高めよう!」

2022年2月15日(火)

PM8:00~PM9:40

詳しくはこちら!!
https://el.jpcs.or.jp/u/K3aH/93/

◇◆勉強会のお誘い

当協会では、

月に1回、

オンラインにて、

勉強会を開催しています。

和気あいあいと
楽しくコミュニケーションの
ちょっとしたヒントを
一緒に学びませんか?

1回だけのご参加の方でも、
どうぞお気軽にお越しください!

2月の勉強会のテーマは・・・

「怒りを上手に表現する
コツを学びましょう!」

日常のささいなことに
イライラする。

最近、怒りを
溜めてしまっている。

自分の怒りの感情を
どう扱ってよいのか、

と悩まれている方は
多いと思います。

怒りを我慢しすぎて、

思わぬところで

怒りの感情を
爆発させてしまうと、

大切な人間関係を
壊してしまう、

職場では
更に信頼や地位さえも

失ってしまう
かもしれません。

今回の勉強会は、

不必要な無駄な怒りは鎮めて、

適切な怒りを上手に表現する

コツを学びます。

自分の怒りに
振り回されずに、

怒りを建設的に
表現できるようになりましょう。

どなたでもご参加ください!
お待ちしています!

ぜひ、ご参加ください!

2022年2月27日(日)
AM10:00~PM12:00

お申し込みはこちらから
https://el.jpcs.or.jp/u/QvYy/93/

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■ 編集後記
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惜しくもメダルを逃した

羽生君ですが、

インタビューで

「悔しいですよ。

でも、

もうこれ以上ないくらい

頑張ったと思います。

これが今の僕のすべてだと

思います」

この言葉を聞いて、

思わず胸がしめつけられました。

本当に心から言っていると

感じたからです。

よく、

「自分で自分を褒めてあげたい」

「もう頑張ったからいい」

などという終わり方を

聞きますが、

本当に、自分の限界まで、

時間の限界まで、

精一杯頑張れたと

思えることはそう多くないでしょう。

しかし、羽生君の

表情や話し方、

そしてこれまでの生き方から、

その言葉には嘘がないと

わかります。

また、自己憐憫や、

自己満足でもないと。

彼のこれまでの言動一致や、

実績が証明しています。

いくら、

美しいことを言っても、

それまでの生き方や振る舞い、

実績がなければ、

負け犬の遠吠えになって

しまいます。

羽生君の言葉に感動したのは、

これまでの羽生君の

出してきた成果と実績、

生き方を知っているからです。

そういう意味でも、

羽生君は、メダル以上の

大きなものを私たちに

残してくれたなと

思うのです。

※また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://el.jpcs.or.jp/u/RrAs/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。