鹿島 理子様、こんにちは!
日本心理コミュニケーション協会の野﨑です。
12月10日土曜日は第6回映画を語ろう会を開催しました。
今回は、大衆浴場を舞台に、自らの死期を悟った母の熱い思いと、
衝撃的な驚きのラストに心動かされる映画、
『湯を沸かすほどの熱い愛』について皆で語りました!
この映画では、宮沢りえ演じる余命宣告を受けた母親が、
過酷な現実の前でも明るく気丈な、愛情深い人物として描かれます。
一方、オダギリジョー演じる夫は頼りがいのない、憎めないけど、
つかみどころがない人物として描かれています。
今回も皆さんからは、思い思いの感想を素直に語っていただきました。
「良かった。何度も泣けた!」
「男がだらしないのは嫌い」
「しっかりした強い女性は、パートナーの男性をダメにするかも」
「夫は仕事をして稼ぎ、妻は家庭を守るべきという思い込みがあるので批判的に観た」
「ベタ過ぎて泣けなかった」
などなど…。
そして映画に触発されて「母の愛と、父の愛は違うのか」
といった根元的な問いについての話題でも盛り上がりました。
最近は、映画から派生して様々な問いについて皆で語りあう時間もありとてもとても興味深いです!
ある方は一つの考えとして、母の愛は子を受容し、肯定することとすれば、
父の愛は厳しくも、子をより良い方向に導くことではないか、と仰っていました。
だとすると、母である主人公は
目の前の酷な現実から逃げ出すことなく、
遺していく人々をやさしく受容し、
時に厳しく導いた、母の愛も父の愛もあわせ持つ人だったとも
言えるのかもしれません。
劇中、松坂桃李演じる青年が「あの人(主人公)から生まれた君たちは幸せだ」
と言っていました。
実子でもない子どもたち、周りの大人たちにも、そう感じさせる愛は本当に熱い!!
タイトル通りの映画でした。
さて、次回の映画は、
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、
1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマです。
-第7回-映画を語ろう会----
2023年2月4日(土)
21時~22時30分
『ボフェミアン・ラプソディ』
---------------
ぜひ一緒に映画を語りましょう!