2021年6月20日

コロナ禍と言われながらも、季節もめぐり梅雨の気配。時の流れは早いですね。 
そんななか、今回は、「視点を変えてストレスを受け流す方法」というテーマで勉強しました。なんといっても、ストレスのもとになるのは、対人関係です。上手にストレスを受け流し、心身ともに健康で身軽な自分でいたいものです。

私たちは、なぜストレスに晒されると、人の言動に左右されやすくなるのか、更には傷つき不快な感情にひたってしまうことがあるのか。その原因の一つには、人が持つ承認欲求があります。人に好かれたい、嫌われたくない、認められたい、負けたくない、良い人と思われたい…。これは、誰にでもある欲求ですよね。

今回は、こういった承認欲求をモチベーションにすることで、自己の成長につなげていく方法を学びました。

グループワークでは、「快、不快」の感覚に焦点を当てました。
自分はどのような場面で「快」と感じるのか。何となく分かっているような気がすることを、皆で話をしながら明確にしていきました。また、「不快」と感じたときにはどんな方法で気分を「快」に、或いはフラットに変えていけるのかを、お互いに話し合いました。皆それぞれに自分のストレス対処法がありました。このワークを通じて他の人のストレス対処法を知ることで、新たな気づきがあったとのご意見もありました。

参加者の皆さんは、「ストレスはありがちだ」という認識を変えて、新たな視点でストレスを受けとめ、上手に受け流していく方法を深められた様子でした。終始穏やかな雰囲気で、皆さんの熱心さが伝わってくる勉強会となりました。

掲載の許可をいただきましたので、今回の勉強会で気づいたことや得たこと、ご意見等をご紹介いたします。

東京都Nさん
東京都Nさん
皆さんいろいろなストレスに対する対処法があって、それを聞くことが出来て良かったです。自分の感情にはじぶんがせきにんをもって、自身を心地よくするための努力や効果的な方法はわかっていることが必要だと改めて思いました。自分の気持ちが良くないときに周りの人たちに良くない影響が行かないように気を付けなければいけないな、と反省しました。
心や感覚の柔軟体操の様に色々な感覚に意識を向ける事、それも自分だけではなく、他の人の快不快についてもう少し意識的なる事で今後の心理の勉強に多いに役に立つと感じました。ほんの2時間の短い時間の中でも何人もの人達と考えをシェアする事で新たな視点が生まれる事が多いので、時間がある限り参加したいと思います。
東京都Yさん
東京都Yさん
埼玉県Nさん
埼玉県Nさん
ワークによって他の方のストレス対処法が分かったことで、自分のストレス対処法の選択肢が増えました。自分を知って、自分を癒すことは実は簡単でなく、セルフコントロールが必要なのだということに気づきました。
承認欲求が強すぎるとストレスが溜まること、自分に執着しすぎているのが原因であること、自分は自分のことばでできていること、いろいろ心にとまることばを学ぶことができてよかった。一人ではどうしても思い込んでしまうことをグループで話し合えることで、客観的に考えることができた。
千葉県Sさん
千葉県Sさん
今やることべきことに集中することが大切だと思いました。相手にどう思われるだろうか、怒らせはしないかではなく、自分の役割をただこなしていくこと、責任を果たしていくことが重要だと気づきました。何について学んでいるかわかりやすく、ワークも充実して気づきが多かったです。

次回の勉強会は、令和3年7月25日(日)朝10時から開催します。
皆さまのご参加を楽しみにしています!