こんばんは!

日本心理コミュニケーション協会の
中野日出美です。

今宵もひと時の時間を
共有できて幸せです。

すっかり春ですね。

私は毎年、九段下に

「ひとりお花見」に行きます。

ちょうど家から、てくてく歩いて

ぐるっと回って帰ってくると、

約9000歩くらいになり、

いい運動になります。

満開の桜を見ながら、

いろんなことを考えています。

年に1度の恒例行事です。

今年ももう少ししたら、

行ってくるつもりです。

さて、今日は、

「わかり合う」

ことについて考えてみます。

誰かとわかり合うことは、

簡単なようで、なかなか

むずかしいことです。

それは親子や夫婦であっても

そうなのですから、

ましてや他人となると、

もっとむずかしいもの。

なぜむずかしいのかというと、

言葉を使うからです。

自分の内部にある気持ちや、

思い出を相手に話そうとすると、

必ずたくさんの情報が

こぼれ落ちてしまいます。

言葉にしたとたんに、

必ず削除されるものなのです。

さらには、

相手がその情報を受け取る際に、

またしても、自分のフィルターを

通すので、情報は削除されます。

削除されるだけではなく、

それぞれのフィルターを通している

うちに、真の情報ではなく、

何かしらゆがんだ情報になります。

しかし、どちらも、

自分の話している情報が

正しいと思っているわけです。

「どうしてわかってくれないの?」

「なんでこの人はおかしなこと
ばかり言うんだろう?」

というようなズレが生じるのは、

そのせいです。

まあ、もともと、

考え方や価値観が違うこともあります。

しかし、その場合でも、

最大限、わかり合うことは

可能なわけです。

では、どうしたいいのか?

この続きは最後に書きましたので、

ぜひ、お読みください。

※※※※※※※※※※※※※※※※※

当協会では、
さまざまな人間関係で
起こりがちな問題や悩みの改善、

また、より豊かでお互いに高め合う
人間関係づくりのためのヒントや
ツールをたくさん提供させていただきます。

このメルマガでは、
毎回、何かしらのコミュニケーションに
関するヒントをお伝えしてまいります。

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■ 会員のコラム
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このコーナーでは、当協会の会員さんの
コラムをご紹介しております!

今回のテーマは

「間違いだらけの
私のコミュニケーション方法」

■■鹿島理子■■

関西人の私は、

「笑いが取ることが
コミュニケーションのすべて」

というぐらい勘違いをしていました。

話には必ずオチがないとダメだと
思っていましたし、
面白い話をしていれば、
相手は楽しんでくれているものだと
思い込んでいました。

ジョークを言って人を笑わせることには
自信がありました。

そうすると、必然的に、
人と会話する時、話している時間が
長くなってしまいますよね。

そうするとどうしても自己中心的な
内容になってしまいがちです。

コミュニケーションとは、
双方向でなくてはならないと
最近はよく思います。

相手のことに興味を持って、
耳を傾けて、そしてもっと相手のことを
知りたいと思って、さらに質問して…。

そうやってお互いをよく知り合い、
より深め合い、より親密な関係に
なっていくのかなと思います。

そんなことを全く考えていなかった私は、
なんでも「笑い」に持っていくという
間違ったコミュニケーション方法を
身に付けてしまったので、

例えば、失敗したときに、
笑ってごまかしてしまうとか、
真剣な空気の時に、
変な冗談を言ってしまうとか、そういった、
やってはいけない場面で、
相手が不快に思うような振る舞いを
やってしまっていたなと…。

空気をある程度読める人間でなければ、
笑いは取れないので、

自分は、それなりに空気が読める人間だと
思っていたのですが、

すごく自己中心的で一方通行な空気しか
読めてなかったなと今は思います。

相手がどんな気持ちでいるのか、
想像力を働かせることって大切ですよね。

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■ 協会からのお知らせ
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■ 編集後記
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なかなか人とわかり合うのは

むずかしいものです。

では、どうしたらいいのか?

まず、自分と相手とは、

違う人間であり、

違う価値観や考え方、好みを

持っているのが当たり前だと、

理解することです。

ついつい、私たちは、

自分の心の中の物差しで、

人や物事を計ります。

しかし、その物差しの目盛りの

大きさは人それぞれ違います。

それなのに、自分は物差しで

計ったのだから、これが正しいと、

それぞれが思い込んでしまうわけです。

だから、わかり合えない事態になります。

そもそも、自分とそっくり同じ

考えの人なんかいません。

みんな違うんだということを

念頭に置き、

相手に自分の価値観を押し付けず、

相手の価値観や考え方は

どういうものなのかを

じっくりと知ろうとすることが

とても大切です。

また、こちらの考え方を伝える時にも、

相手の考え方や気持ちを察して、

どんな風に伝えたら、

少しでも友好にわかってもらえるか。

を考え、手変え品替えしながら、

柔軟に伝えることが大事です。

そして、勝ち負けではなく、

どちらかが1人勝ちするのではなく、

できるだけ歩み寄り合えるような

結果を心がけることが

何よりも、わかり合うための

特効薬ではないでしょうか?

※また、人間関係や自己肯定感など、
理由のわからない生きにくさを
感じている方のために私が執筆した、

『それは愛着障害のせいかもしれません』
    (大和出版)

https://el.jpcs.or.jp/u/wmdw/93/

などもご参考にしていただけたらと思います。

             (つづく)

明日という日があなたにとって
最良の日でありますように!

今後ともよろしくお願いいたします。