2020年8月3日

長い梅雨が終わり、すでに炎暑の到来です!
熱中症を心配しながら、外したくても外せないマスク。不要不急の外出自粛で、いったい外出して良いのか悪いのか。私たちは、日々随分と難しい選択を迫られていますね。

子育ても選択の連続です。過剰に厳しすぎてもダメ、甘すぎてもダメ。どうすれば良かったのか、悪かったのか。本当に難しいものです。

8月の勉強会では、母としての子育ての苦い経験を、参加者のお一人が話して下さいました。
「娘の幼児期に一人でやればできることにもついつい手を出してしまった。娘にもっと失敗したり、困ったりする経験を積ませてやれば良かった。自分で考えて決断して行動する力をつける機会を奪ってしまった…」と悔やまれていました。

また別の参加者は、娘の立場から、「私は過保護な母親に甘やかされて育てられた。そのためか成人した後も困難に直面すると、悪いのは私じゃない、相手が悪いんだと思い込み、自ら問題を解決することから目を背けていた」とお話しされました。

お二人は、まるで一対の母娘のようでした。
子どもを心配する気持ち、大切に思う気持ちが、行き過ぎた干渉や保護にならないようにするにはどうしたらいいのか、親としては悩ましいところですね。

このように勉強会を、ご自分の課題に気づいて、問題解決に至る、より良い選択ができるきっかけにして頂ければと思います。
今回、お話をして下さったお二人も、交流分析の学びを通じて、親子関係の改善や自立に向かわれています。

次回の勉強会は、9月6日(日)10時スタートです。
皆さまのご参加を楽しみにしています。